貧困を克服するカギとは | 吹田市議 倉沢さとしブログ

貧困を克服するカギとは

☆2010年11月8日

貧困を克服するカギとは


生活と健康守る会が総会


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吹田生活と健康を守る会の総会に出席しました。

来賓の府連会長の大口さんは、府営住宅半減方針

を出した、橋下知事の方針を批判。

一番の目的は何か。賃貸物件の空き室率が3割を超え

収益が上がらない、不動産業界を救うためのもの。

安く、質の高い公営住宅を敵にする暴論、ときっぱり。

大阪府はとんでもない理屈をいっています。府営住宅に30年間入居したら、3000万円得する。

入れない人との格差が問題だ、と。


公営住宅法という法律は、安く、質の高い住宅を政府、自治体が供給する

ことで、住宅政策を安定させることを目的としている。それを破壊します。

大阪府が不動産バブルに、手をかすものです。府民的運動で撤回を、

と訴えました。


共産党議員団を代表してあいさつした曽呂利府政対策委員長は、

「地域分権」、「地域主権」という。地域の力で、と強調されてるが。

根本は、国の大きな赤字解消がある。

国民の負担は増えるばかりだ。

国保の統合問題をみれば明らか。統合されたら一人二万円は値上げとなる。

自治体が補助金を削減するからだ。吹田市が独自に充実している国保の減免制度もなくなる。

吹田市長は、自治体の役割を、「自助・互助・公助」という。個人の助け合いが大切で、

国の役割、自治体の役割は後退。「大阪都」構想も、結局、同じ目的。

自治体の役割をしっかりはたさせよう、と訴えました。


貧困問題を克服するかぎは、国・自治体の役割にかかっています。