マンション大規模修繕で管理組合の結論は | 吹田市議 倉沢さとしブログ

マンション大規模修繕で管理組合の結論は

☆2010年11月1日

マンション大規模修繕



$吹田市議 倉沢さとしブログ

ご近所のマンションでも大規模修繕(写真)



今日はマンション管理組合の役員として

調査、検討会です。


築35年250戸14階建てのマンション。

歴代の役員が努力して、とても管理の良いマンションです。

管理員さんも親切、お掃除のおばちゃんも、

よく気がつく方です。


35年目の大規模修繕なので、気合をいれて

「あと50年は持つような改修を」と役員は、やる気満々!


最初の議論は。耐震改修です。

ところが、専門家と協議しても、検討しても・・・


わかったこと。

耐震改修は、時期が早すぎる。

という結論になりました。

理由。

①社会的理由

東京・関東では、同規模のマンションの耐震改修に

補助金がつくが、大阪府はつかない。

吹田市は、検討中。

実際の耐震改修では、小学校程度で、2億円の例がある。

2億円以上の負担のメド、予算

のメドがたたないのです。


②技術が発展途上

大阪府下で、14階の耐震改修の実例がありません。大阪府供給公社談。

技術も日々、進歩中。

住みやすく、かつ耐震という希望がかなう日は・・近いと思うのですが・・


結局、わが管理組合は「継続審議」に。

政治の後押しが絶対必要です。地震の後の家の建替えでは

被災者支援で、鳥取県、兵庫県が先進例として続きました。

大阪府は財政力もあります。

声をとどけていきます。


★耐震補強★

マンションは、全国で505万戸。

昭和56年建築基準法以前の建物は2割。

つまり100万戸が耐震改修が必要!

問題点

★耐震改修には3/4以上の決議が必要

★耐震改修のかかる多額の費用

★居住性に影響する