増え続ける開発  減るのは、吹田らしい、住民支援策 | 吹田市議 倉沢さとしブログ

増え続ける開発  減るのは、吹田らしい、住民支援策

☆2010年10月28日

増え続ける開発事業 減るのは、吹田らしい住民支援策

住民懇の皆さんに議会報告




$吹田市議 倉沢さとしブログ


木曜日は定例相談日です。

介護の相談です。市役所の担当課に説明をききました。

その他、地域の課題について、打ち合わせをこなしました。


夜は、山田千里丘住民懇談会の皆さんの会合に参加。


「住民懇」は、地域ごとの課題を、住民団体の皆さんが

定期的にあつまって、保育のこと、介護のこと、

山田駅前の公共施設のことなどを研究交流するユニークな住民団体です。


ここで、市議会報告をしました。そのレジメは次の通りです。

①阪口市長になって12年。最近のマスコミの話題では、

ガンバスタジアムの建設問題、

国立循環器病院の移転、市民病院の移転問題。

など派手な開発関連の話題。

一方で青年の四人に一人が就職できない。商店街はシャッター通り。くらしが深刻・・・

地方自治体の役割が求められるが、


②住民の運動で切り開いた貴重な成果があることに確信を。

雇用相談窓口としてのJOBナビ吹田の開設、産業振興条例の制定で全事業所調査。

妊婦健診を14回に拡大。大阪府が教育予算を削減している中で、低学年補助教員など配置。

学校施設の耐震化が計画的に進む。


③問題点としては、建設費がダントツで増えつづけている。前年比23パーセント増。

東部開発市負担58億円、千里南地区センター再整備124億円、

千里山駅周辺整備市負担57億円、おおさか東線南吹田駅前開発127億円など。

開発で赤字に転落し、財政が破綻する道をつきすすんでいる。

④削減すべきは何か。財政健全化として、吹田市が20年以上つづけてきた

住民支援策をゼロから見直す「ゼロクリア」というが・・

一部幹部職員の天下りこそ改めるべき。

不祥事で退職したのに、市長にコネがあるから

年間898万円給与の社長に就任などのムダ。


吹田市の実態は「増え続ける開発事業 減るのは吹田らしい住民支援策」

といえる。

権力の悪用について自覚がない市政を、住民のための仕事をする吹田市に

すべきではないか。