伊丹空港はいらんのか | 吹田市議 倉沢さとしブログ

伊丹空港はいらんのか

★日記2010年9月13日
関西3空港の未来
伊丹廃止か・・・どう解決?

大型開発「乱発」を改めることがカギ



関西経済の起爆剤として進められてきた関西空港。収益予測がはずれ有利子負債は1兆円。
救済策として黒字の伊丹空港との経営統合が検討されています。

伊丹空港は廃止か、国民・利用者の立場で、関西3空港をどうすべきかを考える
シンポジウムに参加しました。民主法律協会が主催し、航空関係者、倉沢さとし市議らが参加しました。

安部誠治関西大学教授は、「伊丹空港はいまさら廃止できない。
1万人の雇用、年間1500万人が利用。問題は、過剰な需要予測で大型開発に走った負の遺産をどうするか。

計画の甘さを批判しつつ、政治家いいなりでは打開できない。市民と労働者を犠牲にしてはいけない」と。

改善策として、「H37年リニアが開通すれば、伊丹の廃港が現実的なものとなる。それまでは黒字で便利な伊丹は活用を」
「関空を生かす方法は、異常に高い着陸料を下げられるか。
そのために、国が国家的戦略空港として支援をすること。空港へのアクセス方法の抜本的な改善を。
低額、高速の手段を。そうすれば、東南アジアのハブ空港としての可能性がある」

「神戸空港は、必要性が乏しい空港。存続のため、LCC(格安航空会社)の就航がひとつの方策」とのべました。

ジャンボジェットの機長からは、経営再建のため休憩もとれない職場環境や退職勧奨など、
労働者にツケを押し付けるJALの経営姿勢の問題点が指摘されていました。

空の安全が脅かされると告発。

自治労連の前田さんは、関空救済とともに、インフラ整備に特化した関西州実現をねらう
橋下知事の構想では、ムダな大型開発の失敗をくりかえすことになる、と批判しました。$くらさんのブログ