我が子ホワイトは優しすぎる大学生です。

昔から優し過ぎるタイプでした。

人を嫌いにならず、

嫌われてる子でも
「あいつ、いいとこあるから!」
とか、
「そんなに悪いやつやないし、1人は可哀想だ」
と誰の悪口も聞いたことがありませんでした。




唯一、兄弟は悪口だらけですが…。





何人もの担任に、
「反抗期ありますか?」
とか、
「嫌だ、とか、反抗、とかしますか?」
と、確認されました。

あまりに天使のような学校生活に担任達は逆に心配していたようです。

「うるせーなー」と言います

と言ったら、

うるせーなー

とメモ紙に書き、花丸をつけながら懇談会が進んだ時もありました。




そんなホワイト!

今年度、一年間通して共同で行う作業にて
困った女子と同じグループになりました。


私が聞いたところ、
かなり面倒なタイプの女子です。

昨年は、少ししか関わらず、
「めんどーだー!」
くらいでしたが、




今は、

「何も言えんように、しっかり潰す!」


と、悪魔のように悪い顔で言います。

天使に黒い羽が生えてます…。





「そこまで、言わなくても…。」
と私が言うと、



「散々、企画を潰され、
困ると“精神的に追い詰められたー”
と悲劇のヒロインになり、自分以外を悪者にしてくる。嘘も平気でつく。
常に上から目線で、馬鹿にするように意見する。
彼女が反対するから、期日に間に合わなくなっても、仕事が遅いと馬鹿にしたように言ってくる。
……等等。」

周りも被害が多いが、関わると大変なことになるので、距離を置かれているそうだ。




ホワイトが何より怒っているのが、

『「上手くいったことは自分の手柄
失敗は自分の意見を無視したから!」

と大学に報告。

それは違うと周りが言うと
「いじめられてるー」
のような反応をして、
「精神的ストレスを周りが与えてくる。」

と、大学に泣きで報告する』


ことだそうだ。


誰も手が出せないらしい。



ホワイトは今まで


命令のようなLINEが届いても、


「すぐに返信すると、俺も感情的になりかねん。

少し頭冷やしてから、冷静になってから返信する。」


と自分の感情を抑え、上手くいく方法を常に模索していた。


「俺の伝え方を変えたらうまくいくかも?」


と私が相談されることもあった。




数ヶ月、頑張った。




イライラして寝付けない日もいっぱいあったようだ。





ホワイトは、
彼女の攻撃がもう許せないらしい。

今日、決戦だそうです。



彼女と
仲間と
大学側と
交えて

このままではいけないと動くそうです。


天使の羽が黒くなりました。

いっぱい毒を吐いて大学に行きました。


どうなるか?




「言い方をかえてもらう。
嘘もやめてもらう。
脅しもやめてもらう。
会話が通じて、話し合いができればそれでいい。
論理的に話せるならそれでいい。
困ったら、すぐに泣いたり感情で押し通さなければそれでいい。」
と言ってました。

天使は悪い顔で気合いを入れて大学に向かいました。

帰宅した顔が
天使に戻るといいです。