『世界の出生数を見ると、男子が女子より多いのは各国に共通な現象で、国連では「102から107の間」を正常な国家と定義づけている。
例えば2016年の日本の出生数は、男子50万1880人、女子47万5098人で、男女比は105・6だ。
だが中国の場合、120を超えた年が近年で3年もあり(04年、07年、08年)、明らかに「異常国家」である。』
『その結果、中国は2020年には、結婚適齢期とされる20歳から45歳までの人口で見ると、男性の数が女性の数よりも、3000万人も多い社会となってしまうのだ。
3000万人! 実に、日本の総人口の約4分の1にあたる数だ。』
中国の統計がどこまで信じられるかわかりませんが、いずれにしても凄い話です。結婚に至るまでの競争率は、まさに激戦ですね。
その辺りが人口減少の背景になっているのはよくわかります。
それでも中国は最新(2020)の統計で、出生率が世界132位。1.7です。
日本はといえば、1.34で174位。
ランキング上位にはアフリカ諸国が並んでいますが、1位の二ジェールは6.73。
2位のソマリアは5.88。アフリカではこれから人口激増期に入るようです。
ちなみに最下位は、韓国の187位。0.83。
1.00を切っているのは、187ヵ国の内、2ヵ国(地域?)だけです。
香港0.86と、韓国だけでした。