『「○○の習慣でがんが消えた」

「▲▲はダメ、□□を毎日食べなさい」

 こうしたメッセージがネットや週刊誌、書籍に溢れている。健康なときには目に入らなくても、自分や家族ががんになればついアンテナが立ち、読みたくなるのではないだろうか。

 しかし、「ほとんどはあまり意味のない情報です」と順天堂大学医学部教授で「がん哲学外来」担当医の樋野興夫氏は言い切る。』

 

癌で闘病していた父は、次から次へとサプリ漬けみたいでした。

当時の標準治療には先生の指示通りに真面目に取り組んでいましたが、藁をもすがるという思いだったんでしょう。

気学かなんかのお水取りで、母も遠くまで水探しに行ってましたし。

なんでもいいからプラスになることをしようという感覚でした。

自分がなってみると父の気持ちがわかる気がします。