『2013年12月3日から6日にかけて、当時のウクライナのヤヌコーヴィチ大統領は国賓として中国に招かれ、5日に北京で習近平と首脳会談を行い、共同声明を発表すると同時に「中国・ウクライナ友好協力条約」を締結した。』
この条約のために、今中国はかなり頭を痛めているようです。
なぜかと言うと、、、
『要は「中国はウクライナが核攻撃を受けるような事態になれば、ウクライナ側に立って、攻撃してくる相手国と戦う準備がある」ことを約束したのである。
これを現在のウクライナの情況に当てはめて具体的に言うならば、「もしプーチンがウクライナに核攻撃をするようなことがあったら、習近平はウクライナ側に立ち、プーチンを敵として戦う」ということになるわけだ。』
つまりロシアが核を使った場合、中国がウクライナ側に立ってロシアと戦わなければならないわけですが、この条約を反故にしたら、中国は一気に信頼を失い、将来にわたって同様の国際条約を結べなくなります。
この先どうなるんでしょうか。