『日本は医療に恵まれた国である。公的医療保険に入ってさえいれば、世界トップクラスの名医の手術を受けることも難しくない。兵庫医科大学脳神経外科教授の吉村紳一氏が語る。

「メディアに出ているいわゆる『名医』と呼ばれている医師にも、普通にかかることができます。診てもらいたい先生がいるなら、ダイレクトに訪ねればいいのです」

あの先生は有名すぎるから、自分のような一般人は診てもらえないだろう。有名病院は高そうだから、近所の病院で我慢しよう。そんな考えで医者や病院を選んでいてはもったいない。この国では、どんな名医に診てもらっても医療費は同じだ。

では良い医療を受けられる人と、質の低い医療で寿命を縮める人の差はなにか。ずばり、名医を見つけたいという探求心だ。』

 

この記事によれば、名医の条件は

 

(1)なによりも「経験値」
(2)専門知識を患者に伝える誠意があるかどうか

(3)年間100例くらいはやっている外科医
(4)ベテランが良い
(5)現在も現役で毎日のように執刀しているかは、確かめたほうがいい

(6)術後ケアに熱心な医者は信頼できる
(7)良い医者ほどセカンドオピニオンを大切にし、手術を焦らない
(8)『高難度修練施設』に指定されている病院かどうか
(9)治療の選択肢を多く提示できて、そのなかで最も患者に合っている方法はなにかきちんと説明できる医師が理想
(10)患者の立場を慮れる人間性が重要
(11)トラブルに正面から対応する姿勢の医師は信頼できる
(12)患者に「わかりましたか?」と何度も尋ねてくれるような医者は良い医者
(13)「スタッフとドクターが仲良く会話できているか」が重要
(14)患者が飲んでいるクスリの全体にまで気を配ってくれる医師は信頼できる
(15)新しいクスリばかりでなく、古いクスリをうまく使うのが名医

 

詳しくは記事をお読みください。

頷く点が多々あります。