『国際社会を大きく「民主主義」対「独裁」の構図で見た場合、人口の合計はそれぞれ「23億人」対「55.6億人」となり、世界の多くが「独裁」側に住んでいるということになる。』(詳しく下記のYahooニュースをご覧ください)

 

 

 

 
知りませんでした。
 
世界人口の71%が「独裁に分類される国に住む」とは、、、。
冷戦が終わって、ソ連型の体制に支配されていた東ヨーロッパの国々などが民主化したことで、民主主義国が世界の主流になったと誤解していた自分が恥ずかしいです。
 
人口面だけでなく、世界でもっとも多い国家体制も民主政権ではなく独裁政権だそうですし。
 
旧ソ連型の共産主義国では、経済に自由競争がなく、計画経済で、生産性も低いという印象がありましたが、中国型の経済政策の成功で一変したようです。
 
鄧小平の黒い猫と白い猫の話ですね。
独裁的な強権が国家利益の追求に真剣になったならこうなるというひとつの実例になりました。バブルだとか、資本主義ルールから外れているとか、多くの問題を抱えていても、GDPは世界第2位になり、近い将来トップになりかねないわけですから。
 
考えてみれば、清朝までは経済や武力など多くの面で世界のトップに君臨していた中国から見れば、約200年のひと休みを終えて、また先頭に返り咲いた、ということかも知れませんが。アメリカが焦る気持ちもわかるような気がします。