『たった1つのがん細胞が検査でわかるほど大きくなるには、10年から20年の時間が必要です。つまり、長く生きなければがんができる「いとま」がないと言えます。』
『がんは、老化の一種です。長生きするとがんは増えるのは、突然変異が蓄積されるのと、免疫細胞の働きが衰えるからなのです。日本は世界一の長寿国になった結果、「世界一のがん大国」になりました。』
東京都福祉保健局のサイトです。
なんだか長寿国ってあまりよくないみたいな書き方ですね。つまり長寿国でなければ、癌は少なくなるということの様です。私はそれだけではないと思いますが。
タバコや飲酒、食事内容、睡眠不足などの生活習慣もあるだろうし、住環境の良し悪し、仕事のストレス等、長生きしてもしなくても、癌になる人はなるし、ならない人はなりません。
もちろん長生きすれば、当然リスクは増えますが、東京都の説明の印象は官僚的であまりいい感じを受けません。長寿でなければ、高齢者医療費も年金も少なくて済む、なんていう官僚が喜ぶ世の中になるとでも言いたいような、、、。私がひねくれてるのかな?
まあ言いたいことはわからなくはありませんが、「癌は老化の一種です」と言い切られては、ちょっとため息が出てしまいます。