​発達障害夫婦子育て

付き合って1年もせずに結婚。

2018年でした。そして2019年に初産。初産の時、私は40才、夫は42才。


タイミング療法?というか排卵日とその前後、合わせて3日間毎月行為しただけ。


ちなみに私はウツ病でかなり多数の薬を飲んでいました。


実は再婚です。前の結婚は6年付き合って27才で結婚。5年以上は婚姻関係でした。その頃、医師から子供は難しいと言われ号泣したものです。


様々な問題があり、離婚となりました。原因はさておき、お互い私のウツ病悪化により離婚した認識は共通かと思います。


10年以上の付き合い。共に過ごしたキラキラした青春。20代。


情が無くなるわけでは無い。数年ぶりにいきなりスマホのゲームに誘われて再会?当時私は禁煙外来で服用していた薬により生理周期がずれていた様です。


予想外の妊娠。私は嬉しかった。諦めていたから。


お腹に居ると分かった瞬間から子供をとても愛していました。


しかし、元夫にもウツ病の私も養う経済力は無く、実家でも産む事は許されなかった。


元夫に「無理だと思う」と言われて号泣。


叫ぶ様に泣き、悲鳴の様に泣き、その繰り返し。


元夫は仕事に出ていたので、恐怖感と絶望感の中、一人で実家に帰宅。そもそも外に出るのも怖いけど仕方ない。


3年は毎日泣き続けました。その後もずっと立ち直れない。


更に父を恨んでいた。もはや呪っていた。

そこまでになれば当然、父も私をある程度は憎かったと思う。

嫌がらせもたくさんあった。


今思えば父は「恨むなら俺を恨め」と言ったのも愛情だった。


もちろん、言われたから恨んだという事では無い。


でも、もし恨むことも出来なかったら私は生きていただろうか?


費用も全て出してもらい、更に個室しか空いていなかったから個室代も。


そして、何も言わずに実家に私を置いて、衣食住を与えて、以前より心配はされたものの自由にさせてくれた。


全く稼げない状態だったから、小遣いももらっていた。


少しずつ回復してアルバイトも出来る様になる。朝5:00起きの仕事で徒歩通勤。


父も私の回復が嬉しかったのでしょう。

大雨の時なんかは車で送ってくれた…。そんな直接的な優しさを見せる父では無かったのに。


改めて書いてみると、本当にいい父。

感謝しかない。父は癌で余命いくばか。改めて回想することで感謝出来た…。


しかしそうなると弟の居場所が無くなって行ったんだろうな。


弟は私より重い発達障害。IQ70。中学の成績は1や2ばかり。そして受験も無い様な通信制の高校に入学。普通に通学していたから何処が通信制だったのか分からない照れ


底辺の偏差値から塾にも通わず大学受験をして、成績優秀で、すんなりそのまま大学院の法学部の国際法を学んでいた過去がある。


優秀だけど引きこもりになっていて、稼いだ経験は大学生の時に1年間アルバイトのみ。


話がだいぶ逸れてしまいましたね。これも特徴的な部分ですね。言い訳を兼ねた説明てへぺろ


話しを戻します口笛


今の夫は

私が一度子供を諦めた事。

私は自分を責めずにいられない事。

だけど産めなかった経験があるからこそ強い思いがある事。


それを知っているからこそ、私が子供を欲しがるのも理解して、協力してくれました。


あっという間に妊娠出来てびっくりしました。40才の自然妊娠率やら見て泣いていたのですから。


直ぐにメンタルクリニックへ行って薬を妊娠出産に問題ないものに変えてもらいました。というかほとんど飲める薬は残りませんでした。



でも私は元気でした。産婦人科でも毎回異常無し。悪阻が辛かった程度。


でも臨月に近付いてくるとイライラが酷かった。里帰り出産でしたので実家での喧嘩が絶えない。



台風が近づいてきた中、予定日より2日早く陣痛が始まる。

 


力み逃しは何故か自然と出来ました。陣痛が来ても平静を装う様に緊張感を抜いていると上手く出来ますよ。



陣痛が来たら力んでもいい部分に関しては出産の方が楽でした。



夫がとにかく私に飲ませたり食べさせたりするので困りましたが、もう有難迷惑行為に抵抗することすら諦めて口に入れていました。




結果的に分娩中に吐きながら出産。めちゃくちゃ迷惑かけてしまいました。




夫は薬を良しとしない信仰があり、熱心な信仰者です。陣痛が弱くなっても、陣痛促進剤の事で医師と揉めていた様です。



分娩室で陣痛が来ては力みを繰り返すも。近くには誰もいない。皆他の作業をしている。孤独。


私も入信はしています。でも40才直前からの入信。


うつ病を治すために知りたくて20代から(現在44歳)何冊も専門書を読み勉強もして来た。



抗うつ剤にしても三環系から随分新薬が出て来た。副作用が強く身体に負担があったり、禁断症が強くなったり色々。


また、元々生物学は好きだった。


薬を完全否定もしていない。自然界の野生動物だって薬草を食べることだし。


だけど薬の良く無い面も分かって居る。

医学的にも分かっているかのも知っている。


例えば風邪を治す薬は無い。

緩和するだけ。熱がある方が抗体も働き治りも早い。ただ、やむを得ず仕事やらをこなす場合などは薬で緩和した方が良い事もあるだろう。


便秘下痢は基本的に精神面と生活習慣の方が大事。


または発熱だけの症状で子供を病院に連れては行かない。

水分補給や呼吸が楽に出来ているなど幾つか確認出来たら、単なる風邪の可能性が高い。


わざわざコロナ感染者が居るであろう発熱外来に行きコロナに感染させたく無い。


しかし、これらが一般に広がら無い。


そして薬を飲めば安心という考えには同意出来ない。飲まないで済む方が基本的に良いし免疫力も高い。


薬や手術も必要だし、プラシーボ効果もあるだろうが、神秘的な物もしっかり感じる。


ある意味ある程度はわきまえています。だから途中でキレて


陣痛促進剤を使って下さい!!




疲れ果てて居たし、多分赤ちゃんも疲れているはず。


それなのに分娩待機室の時より陣痛が弱くなってきていたのです。



吸引分娩で壮絶な痛み。吸引分娩で気絶した知人も居る。


でも赤ちゃんは便が混じった羊水を飲んでしまいNICUへ。




本当はカンガルーケアもする予定だったし、病室も母子同室なのに私は一人でその病室に居ましたショボーン




辛かったのは赤ちゃんが居なくても3時間おきに乳を絞る。


中々出ない。


気付くと1時間一人で絞って居たりして助産師さんが止めに来た程。



思うに赤ちゃんを抱いて吸ってもらう方が出やすいのでは?


まぁ、どちらにせよ最初は中々出ないとは思いますが。



陣痛促進剤も触れ合う時や赤ちゃんを可愛いと思う時に出るのもオキシトシンというホルモンです。



幸せホルモンの一つですね。それがあった方が母乳も出やすい気がする。



ちなみに妊娠出産で大きくなった子宮を縮ませるのもオキシトシンです。



その際痛くなります。赤ちゃんを見たら可愛いと思う自覚をするより早く痛くなりました。



身体も痛いし、母乳を絞るから眠れない、それなのに毎日母親の勉強会がある。



スケジュールも細かく把握出来ないし、赤ちゃんに会うにはNICUへ行かないといけない。


こんな寝不足なのは初めて。寝不足過ぎて頭がおかしくなる。



ハッキリ言って体力も無いから赤ちゃんを見に行く心の余裕無し。


しかし、今日も赤ちゃんに会いに行きますか?と言われると義務感だか罪悪感を感じて行く。



でも気を抜いて時間を見ていなかった為、病室に戻った時にはもう夕飯は下げられていた。



確かに夕飯の時間に戻って来なかった私がいけないのだろう。



そして母親勉強会の出席を忘れると注意されたのが地味に怖かったですニヤリ



寝不足と痛み細かいスケジュールでもう頭が働かないのに。


頭の中は 


ぽやぽや ギシギシ

 


今思えば、例えば母乳と栄養の勉強会なら、粉ミルクの会社の人が教えに来ていた。明らかに宣伝してるし。



なんでもいいから出産後は休ませて下さい。


身体痛いんで!


赤ちゃんの世話だけで大変なんで!


赤ちゃんが側に居なくても母乳絞るから眠れないんで!


ハッキリ言って初産でも出るべきだったと思う勉強会は無い。


出産前にある勉強会も父親が妊婦体験をする勉強会だけでいい。



沐浴の仕方は病院の助産師さんが教えてくれるけどそれは大事でした。


ぶっちゃけ本当に休ませろです。


母乳は吸ってもらうか絞るしかない。


粉ミルクは作り方の説明ある。


オムツ換えのやり方の説明もある。


やって行く内に出来るようになる。




むしろ産後のママの状態、パパが出来るケア、喧嘩にならない様な心構え、こっちが大事です!!



出産後のママはもはや人では無い。と言いたい位やばい。感情はめちゃくちゃ。


はちゃめちゃな思考による、理不尽な怒りをぶつけて来ます。


そこでパパはまともに受け取ってはいけない。理由も原因も正当性も全てどうでもいい。


深く考え無い方がいい。反論も言い訳もしない。とにかく謝る。注意されたら直す。


これが出来ないと難しい。この情報の方が出産後辛い身体でする勉強会よりよほど重要。


この危険性が分かっていなければ離婚になる可能性が高い。


その結果どうなるか。わかります?ガーン




例え凄く恵まれた環境でも、虐待してしまう、自殺してしまう。


妊娠出産で一番多い死因は自殺。人は自分を殺せない。自殺してる時点でまともでは無い。



人によって苦しみの度合いが違う。



決してSNSなんかで比べてはいけない。

子育ての場合、ネットより本の方がいいかも。ネットだと情報量が多すぎてますます混乱する。


育児だけに限らないけど、あまりにも多い情報だと正誤が真逆の意見はいくらでもあるんで。


そもそも育児は同居する親から学ぶのがいい。


あまり良く無い習慣も多少あるから、ある程度の現代の育児を学ぶ必要があるけど。



同じ人であっても一人目と二人目で違う。

どちらが辛いかも人それぞれ。



シングルマザーの苦労は経験していないけど、凄く辛いだろう…


恵まれたシングルマザーも居る。でも少ないだろう。


一人で育児は無理。それこそ過労死。怖いのはそのストレスの吐口となる弱い存在が居る事。


夢を諦めず働きたいとか言う前に暮らし行くのが大変。



夢を諦めるのって大事だったりする。自分や子供の精神や命の方を優先するしかないんだから。



人間は人間との繋がりが無いと生きていけない。そう作られてる。変わって来てはいるけど。


育児は一人では無理。


専業主婦で核家族で一人で育児とかしようとしないで。(したけど。多分たくさん居る)。


私なんかは外に出るのも怖かったから基本的にずっと一日中子供と部屋の中。

(軟禁状態)



都心にずっと居たから徒歩圏内に何でもあった。ペーパードライバーで田舎に引っ越したから何処にもいけない。道しかない。

(気晴らし無し)



保育園に預けて共働きした方がよほど人間性を保てる。仕事は退社出来る。休み時間もある。トイレも比較的自由。好きな物を選んで食べられるし飲める。



いくら大人でも母親でも父親でも楽しみや喜びは必ず必要。自分だけの時間も、温もりや癒しも必要。


そもそも保育園だって足りていない。


心の拠り所も無い。稼げない苦労。


超氷河期の就活でさえ落ちるたびにショックだった。だけど周りもみんな同じだった。そして皆が社会規模で大変さを理解してくれていた。


子供が居ると急に帰らないといけなくなる事もある。子供が病気になったら預けられるかどうか。


雇う方もそういう事を考えるから。


精神的にも肉体的にも金銭的にも追い詰められ。


頑張って働こうとしても親一人子供一人では雇ってもらえない。


仕事を一件断られるだけで結構ダメージ大きいのに追い詰められ行く。


働け無いのも子供のせいだと思ってしまうのは不思議では無い。


「産まなければ良かった」と思う。


他の男に依存する。


育児放棄。虐待。


もうね題名の「発達障害夫婦の出産育児」以前に大変な事だらけなんです。


だから次回にまわしますてへぺろ