暮らすために生きるのか、生きるために暮らすのか。 | 星空ヨガヒーリングナビゲーター大竹沙紀

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望遠鏡メーカービクセンと星空とヨガのやさしい時間をお届けしています。「ありのまま」は自然も自分も一緒。こころのことを中心に日々の暮らしのことを綴っていきます。

お家時間もなかなか板についてきた私です。

 

これも8月の私の生活様式だったら板にもつかず、悪戦苦闘していたことでしょう。

 

 

8月までの生活は、理由は当時わかりませんでしたが自分の家なのに落ち着かない。あまりいたくない。

 

パソコンを開いて仕事しようとも捗る気配が全く無い。すぐ眠くなるし、集中力という言葉は私の辞書には無いかと思うほどでした。

 

一応気に入って契約し4年程住んだんですけどねぇ、不思議なものですよ。

 

そんなわけで家にいることが苦手な為にカフェさんには大変お世話になり、自称「家では仕事ができない人」となっていたのです。

 

友人に言われたことがあります、

「それって効率悪くない?」

はい、そう思いました。

 

車に乗って移動して仕事して、その移動時間で何ができるかと考えたら非効率でしょう。

 

と言っても家で仕事が苦手なんだもんどうすることもできないだろうと思いながらカフェさんにお世話になっていたわけです。何度も言いますがね。

 

私にとって家は休む場所、言い換えれば寝る場所なのです。

 

面白いくらいに、家=休む の方程式が成り立っていたので、よく寝ていました(笑)

 

集中できない家、仕事ができない家の理由なんてこの時点では到底考えつかずです。

なんなら私の怠慢だくらいに思っていました。

意識改革でどうにかなるけど、今のところはどうにもならんと。

 

はて、この怠惰はいつからはじまったものなのか。

一人暮らしの自由奔放さを誰も咎めるわけではないですしね。

 

 

そんなときにある事件があり引っ越しを決意することになった私。

 

前より広くなるというわけで、ダイニングテーブルをお部屋に取り入れることに。

深い理由は無くて、ただあったら良いなと思ってね。憧れだったものでね。

 

そして引っ越し後に迎える個人事業主の難関、確定申告。2月。

 

昨年よりかかった時間が謎に3分の1になったのです。

(あ、毎年何にどれくらい時間がかかったか記録してスケジュールに組み込んでいるのです。それ以外にも○○にはどれくらいかかるかを常に把握する習性があります。時間通りに予定通りにいくことって気持ち良くないですか?)

 

それも全てはダイニングテーブルのお蔭だと私は思ったのです。

 

昨年からの変化と言えば引っ越しとダイニングテーブルがあることだと!

 

そこからの、コロナ君でステイホーム。

 

私はダイニングテーブルのお蔭でお家で過ごす時間が充実していることを悟ったのです。

 

 

新たな生活様式

 

と最近よく耳にしますが、良いものを長く使うこととか大切に使うこと。

自分に合った心地良い物の選び方など、自分なりの「こだわり」が強くなっていくような気がします。

 

現に私がそうですし、私もという方も少なくはないはずです。

 

 

暮らす為に生きるのか、生きるために暮らすのか。

もっと根源的なことを改めて考えさせられる機会になっているように思います。

 

家具は生活するために必要な道具のようなものです。

デザインも求めるけれど、何よりも機能性があってこそ成立するのでしょうね。

 

住むための機械

ル・コルビュジエも言いました。

 

自動車は走るための機械、飛行機は飛ぶための機械、住宅は住むための機械である。

 

 

あぁ、良い椅子が欲しいなぁ。