2019.11/2〜3 秋の山陽路を駆け抜ける!!サロンカー山陽 | ヒロンカー鉄道ブログ

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皆さん、こんにちは。

 

来る2019年(令和元年)11月2日〜3日、JR西日本のジョイフルトレインサロンカーなにわが山陽本線に帰ってきました!

 

日本旅行主催のもと「貸切サロンカーなにわで行く!のんびり山陽路と途中下車の旅」というツアー名で、"サロンカー山陽"号として大阪駅〜下関駅間を往復しました。

 

山陽本線を走破するサロンカーなにわといえば、直近では2017年(平成29年)12月に運転された"サロンカーあさかぜ"号や2019年(平成31年)2月に灘高校が貸し切った団体列車(客扱いは大阪駅〜広島駅間)、そして2019年(令和元年)8月に下関駅を越えて九州の熊本県まで上陸した"サロンカー明星"号がありますね。

 

1975年(昭和50年)に山陽新幹線が博多駅まで開通するまでは、山陽本線を走る優等列車が昼行・夜行問わず多数ありました。今回はまさにその時代を彷彿とさせるような運行となり、特に広島県ではおよそ10年ぶりに特急列車の活気が戻った記念すべき2日間となりました。

 

往路・復路ともに特製ヘッドマークが取り付けられたこともあり、鉄道ファンの興奮は最高潮に達したのではないでしょうか炎

近年、デスティネーションキャンペーン(略称:DC)など自治体が絡む列車でもないとヘッドマークの取付がされないという噂のサロンカーなにわですが、今回のために作製・装着された特製絵柄のヘッドマークに、JR西日本と日本旅行によるかなりの熱意とファンサービスを感じました😆拍手

 

今回、僕が訪れた撮影地は往路と復路それぞれ2ヶ所ずつの計4ヶ所!ダイヤの構成上、新幹線を使っての追っかけが利いたので、片道だけで2ヶ所の撮影が実現できました。

何れも鉄道ファンの間では有名な撮影地ばかりですが、僕にとっては全て初めて行く場所でした。

 

こうした撮影を含め、自分が未だ体験したことのない新たな出会い・交流や経験をさせてくれるのが、サロンカーなにわ遠征の醍醐味の一つだなあと思っています。

(マナーの悪い撮り鉄さんによる愚行が相次いでいることも事実なんですけどね💦)

 

 

それでは、往路と復路の撮影記録をダイジェストに皆さんにお届けします♪

 

 

【 往 路 】

 

 列車番号 

9303レ

 撮影場所 

JR山陽本線 東岡山駅 (岡山県)

 概 要 

夜行バスに乗って当日早朝に岡山県入りして、サロンカー山陽号が通過する4時間前にホーム先端を確保。なんと2018年(平成30年)4月に和歌山駅〜新宮駅間を走ったサロンカーくまの号撮影遠征の際に出会った人とまさかの再会を果たしました。

列車は11時17分に駅を通過しましたが、その頃には10数名の撮り鉄さんが集まりました。天気も快晴☀さすがは"晴れの国 岡山"!!グッキラキラ

 

 列車番号 

9303レ

 撮影場所 

大竹駅〜和木駅間 小瀬川橋梁 (山口県)

 概 要 

新幹線を使い、2時間ほど前に撮影地に着けたものの、既に20名程の撮り鉄さんがスタンバイしていました。本当ならば踏切から至近距離で編成全体を収めたかったところですが、キャパの都合上そうもいかなかったので、河川と絡めて、橋梁を渡る列車をテーマに撮影しました📸

列車は15時47分、小瀬川橋梁を低速で通過していきました。

 

 

【 復 路 】

 

 列車番号 

9304レ

 撮影場所 

大道駅〜防府駅間 佐波川橋梁 (山口県)

 概 要 

大道駅のホテルを早朝4時半すぎに出発し、見慣れない暗い土地を歩くことおよそ1時間、撮影地に到着しました。3人程の撮り鉄さんがスタンバイしていたもののなんとか撮影場所を確保して撮影📸!

復路は下関駅出発が6時24分とかなり早かったため、こちら佐波川橋梁も7時46分の通過となりました。乗客の皆さんもさぞ眠かったことでしょう(^ ^;

 

 列車番号 

9304レ

 撮影場所 

上郡駅〜有年駅(通称:ウネカミ) (兵庫県)

 概 要 

徳山駅〜岡山駅間で新幹線を使ったおかげで、通過予定時刻の4時間くらい前に到着。その後、通過予定時刻が近づくにつれて続々と撮り鉄さんが集まり、兵庫県警による巡回はあったものの特に何のトラブルもなく無事に走行写真を写真に収められました📸通過時刻は16時20分でした。

このとき、乗客の皆さんは倉敷での観光でお疲れモードだったことでしょう。ゆっくりお休みくださいな😌

 

 

● ヘッドマーク 

 

往路は昼間の瀬戸内海をイメージした絵柄です。

 

復路は🌠寝台特急瀬戸との合成デザインでした。今回は四国への乗り入れはなかったものの、山陽本線を走るのに相応しい絵柄だったと思います。

 

特製サボ。このように車体にサボを掲げて走る列車も少なくなりましたね。

 

 

2日間の撮影を終えたあと、西宮市にある洋食レストラン"ダイニングキノシタ"へ夕飯を食べに行きましたナイフとフォーク

 

この日いただいたのは、海老フライ・海老クリームコロッケ・ハンバーグのデラックスセット(スープ、サラダ、ライス付き。1,480円)です。食欲旺盛な人にオススメしたいボリューム満点の料理です。

 

2018年11月の「11/24~25 サロンカーなにわで行く秋の山陽の旅 参加録 part3」でも触れましたが、こちらのオーナーシェフも鉄道が大好きな方で、店内にはサンライズエクスプレスをメインとした様々な鉄道写真が飾られています。今回もサロンカー山陽の撮影話や6月のWedding Express なにわ号(part1part2)の思い出話で楽しく盛り上がりました。

 

ダイニングキノシタをあとにし、大阪駅から夜行バスで東京へ帰り、今回の遠征は無事終了しました。

 

 

2日間かけて山陽本線を往復したサロンカーなにわ号。

もはや絶滅危惧車とも言える客車ジョイフルトレインですが、まだまだ活躍の場が与えられている姿を見ると安心しますね。

 

次に走るときは乗る側に回りたいです^ ^