2019.10/27 わたらせ渓谷鐵道で行く秋の紅葉の旅 前編 | ヒロンカー鉄道ブログ

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皆さん、こんにちは。

 

10月下旬、僕は秋の紅葉🍁イチョウが見たいという気持ちが高まっていて、どこに見に行こうか迷っていました。

都内は見飽きたし、いっそ遠出するのもありかなぁと。

 

う〜ん…🤔

 

 

そうだ💡群馬へ行こう!

 

というわけで、2019.10/27にわたらせ渓谷鐵道に乗りに行ってきました。実は、予てより目をつけていた鉄道なのです。トロッコ列車も走ってるし、一度車窓から秋の紅葉を眺めてみたかったんですよね🍁

 

 

…🚃わたらせ渓谷鐵道について解説🚃…

 

わたらせ渓谷鐵道は、群馬県桐生市の桐生駅から栃木県日光市の間藤駅(距離:44.1km)を結ぶ第三セクターの鉄道です。元々は国鉄JR東日本の足尾線という路線でしたが、1989年(平成元年)に第三セクター化されました。渡良瀬川に沿って山林区間を蛇行しながら走ります。愛称は「わてつ」「わ鐵」「足尾線」などがあります。

各駅の至るところに観光名所があって、都内からの観光客も多く知名度の高い鉄道です。

ちなみに、全区間において電気が通っていない非電化区間のためディーゼル車両が使われています。

 

わたらせ渓谷鐵道に乗ると言っても、都内からだと桐生駅相老駅までは片道で約2時間掛かるので、人によっては移動だけでも疲れると思います(汗

まあちょっとした乗り鉄ってことでそこはご愛嬌😌

 

 

今回は東武鉄道の路線(野田線アーバンパークライン→伊勢崎線→小泉線)を乗り継いで…

 

 

10時ちょい過ぎに相老駅に着きました。

東武特急りょうもう号の停車駅なので、ここに来るまでに体力を温存しておきたいと思う人はりょうもう号に乗ることをオススメします☝

わたらせ渓谷鐵道のホームとは跨線橋で連絡しています。

 

一旦改札を出て、窓口で"一日フリーきっぷ"を購入しました。発売額は大人1,880円、小児(小学生)940円で、きっぷには車両の絵柄が描かれています。

なおわたらせ渓谷鐵道では、すべてのICカードが利用不可です。

 

普通列車がやって来ました。

焦げ茶色に塗られた車体が特徴です。車両の前面にはわたらせ渓谷鐵道開業30周年のヘッドマークが掲げられています。

これに乗って移動します。

 

大間々駅に着きました。

近くにある観光地として、高津戸峡、ながめ公園、大間々博物館小平の里があります。

 

ここからはトロッコ列車"トロッコわたらせ渓谷"号に乗り換えます。

1998年(平成10年)10月10日から営業運転を開始した、勤続20年以上のベテラントロッコ列車です。

運転日および時刻表はわたらせ渓谷鐵道の公式ホームページから確認してください。

(URL:https://www.watetsu.com/torokko.html)

客車はわ99形4両編成で、うち先頭2両はかつてJRで使われていた12系客車です。機関車はJRから譲渡されたDE10形ディーゼル機関車が牽引します。

 

先頭車のドア部にはやませみのマークが貼られています。

 

中間車2両は、かつて京王電鉄で使われていた5000系をトロッコ仕様に改造したもので、それぞれ"かわせみ""やませみ"という愛称があります。窓ガラスがない開放感溢れる造りのおかけで、爽やかな風に吹かれながら渓谷の景色を楽しめるようになっています。

 

トロッコわたらせ渓谷号は機関車の付け替えする都合上、大間々駅足尾駅間での運転となります。

 

トロッコわたらせ渓谷号に乗るには乗車券の他に、座席指定券が必要です。

わたらせ渓谷鐵道相老駅大間々駅通洞駅の窓口やJTB、東武トップツアーズ、日本旅行の各支店、ローソンやミニストップ各店などでまず整理券を購入して、乗車当日に整理券と引き換えに座席指定券をもらうことで乗れます。

僕が乗る3号(足尾行き)は指定席で、4号(大間々行き)は自由席となっています。

 

 

大勢の乗客を乗せて、10時54分に大間々駅を出発しました。

 

肝心の秋の紅葉は全然なく、この時期はまだ緑だらけ。数年前の今頃なら赤と黄色に染まった景色をたっぷり見られたのに😢

 

それでも、群馬の緑豊かな大自然を車内から堪能できるのでGOODです👍

 

水沼駅は駅舎と温泉施設が一体化した珍しい造りとなっています。温泉に浸かりながら渡良瀬渓谷を眺めることができます。

 

神戸駅沢入駅間の草木トンネルでは10分間の点灯タイムがあります。草木トンネルは草木ダム(1977年(昭和52年)開設)より4年早い1973年(昭和48年)に開通し、全長5,242mというローカル路線では異例の長さを誇ります。

天の川をイメージしたイルミネーションの演出に乗客の皆さん釘付けです😆✨ただ、風が強かったです🍃

 

草木トンネルを出た直後、第一渡良瀬川橋梁を渡ります。

 

そしてそのあとは左手に見える渡良瀬川に寄り添うように走ります。

 

レールのガタゴト言う音、川のせせらぎ、鳥の声に心地よい風を肌で感じられる。トロッコ列車の醍醐味の一つですね^ ^

 

「世界の車窓から」風に一枚撮ってみました📸

機関車、客車、風景を同時に眺められるので旅情たっぷりです音譜

 

12時19分、通洞駅に着きました。終着は間藤駅ですが、僕はスケジュールの都合上ここで降ります。大間々駅からおよそ1時間半のトロッコ旅でありました。

通洞駅は足尾町の中心地であり、近くにある足尾銅山観光は、「日本一の鉱都」と呼ばれた坑道をトロッコ列車に乗って探検できる観光名所として有名です。

 

紅葉の始まりを告げるかのような景色を楽しみつつ、相老方面の普通列車を待ちます。

 

 

後編に続きます。