絶対に優勝は出来ません。

稀に優勝する人はいるようですが、この学校では優勝した人はいません。

一時的に強くなったとしても、必ず弱くなります。

練習の方法はいまのままで結構です。楽しんでください。

この先生の指導をまともに受け取っていたら、絶対に優勝できない。


じゃあどうすれば優勝出来るのか。

優勝経験者の真似をする。

優勝経験者を輩出しているチームに入る、またはそこのノウハウを学ぶ。

そして自分で試行錯誤する。

もちろん、生まれ持った素質や運やその他諸々の要素があるから100パーセント優勝出来る方法はないかも知れません。
でも、優勝することを目指して、優勝できるだけの日々を過ごした人が優勝できる可能性が高い。少なくとも、優勝できないと断言するような先生の指導のみを聞いて、それに盲目的に従っていたら、まず優勝出来ない。

仮に優勝出来なかったとしても、そこまでのことをやったと自負できるひとは、何かしらの成果を得られることが多い。


↑多分、多くの人が賛同してくれる話だと思います。でも、病気のこととなると、平気で先生の言うことを受け止めて、必ず治らないと断言する人が多い気がして、たまに悲しい気持ちになります。(優勝=病気の克服、学校=病院、練習=日常生活と読み替えて)

いまは弱小でも優勝を目指すことは恥ずかしいことでも何でもない。綺麗事ですが、優勝を目指すこと、優勝できるだけの日々を過ごすことが、人を成長させると思いますし、運が向けば優勝できるのだと思います。

それと、練習というのはキツイかも知れないけれど、辛いとは限らないと思います。駅伝で優勝するようなチームの選手は、練習はキツイに決まってますが皆良い顔してます。

一方で、僕は優勝を目指さない、ということもありだと思っています。スポーツでも人生でも、その人が望むままにやる方がよい。結果はどちらにせよ自己責任だし、運やら何やら自分ではコントロールできなそうなこともあります。どちらにせよ、その人が(他者を不快にさせないことを前提に)望むままに過ごすのがよい。ただ、仮にも優勝したいと望むなら、優勝できるだけのことはする、という方が結果としてどう転んでも悔いはないというか、良い顔になるんじゃないかな、という気はします。