アレセンサを服用して一か月。
この頃の妻の体調や症状
・たまに咳
・肺がゴロゴロした感じ
・右肩甲骨付近チクッとした痛み
・右腰の痛み
・歯の痛み
・後頭部頭痛
・寝起きの足のしびれ
・肩コリ

この日も血液検査とX線のみ。血液検査は腫瘍マーカー出たことないので、肝臓の値とかを見ているようだ。X線は肺のカゲが薄くなってきているとのこと。

Q:副鼻腔炎や風邪っぽい症状が出たらどうしたら良いか。
A:アレセンサと併用してはいけない風邪薬はないので普通に病院に行ってよい。

Q:ジカディアの次の分子標的薬のことをネットでみたが、何か知っていることはあるか。
A:いくつか治験を進めていることは知っているが、何か伝えられる程は知らない。

Q:ガンは糖分が栄養と聞くが、糖分を控えた方がよいか。
A:普段通りの生活でよい。

Q:色々ながんの食事療法の情報があるが、オススメはあるか。
A:普段通りでよい。

Q:血痰止まったので咳止めやトランサミンやめてよいか。
A:可。


もうこの頃には何十冊もがん関連の本を読んでいて、生活や食事について悩んでいたとき。
ある本ではゲルソンを勧め、ある本では玄米菜食を勧め、ある本ではケトン食を勧め・・・。医者に聞いてみたが、予想していた通りの味気ない答え。とくに国立がん研究センターの先生だから、医学的にきちっと検証されてがん治療のガイドラインに載るくらいのものでないと、きっと良いも悪いも言えないんだろうと思う。

結局、生活も食事も変える変えないも含めて自分達がしたいようにするのが1番なんだろうなぁと思うようになった。


血痰は止まってきていたが、肩コリが凄いようでつらそうだった。がんによる(?)こういった症状のせいもあったかも知れないが、これからどうやって生きていけばよいのかわからなくて、あまり前向きになれなかった時期。

この時点では、とくにまだ食事も普段通りしていたし、とくにセルフケアもせず、家で養生するのみ。
ただ、体調は少しずつ良くなってきていたため、この頃から近くのがんの患者の会に参加したり、民間療法のところに顔を出してみたりして、本からだけでなく情報を集めるように心掛けた。

そこでの出会いが妻の人生だけでなく、僕の人生も豊かにしてくれている。感謝。