現在高校三年生の息子
もうすぐ大学受験を控えています
6年生の秋から体調を大きく崩し
三年間中学校には通えませんでした
高校進学までのことは以前にこちらの
ブログに書きました
やがて元気になり通信制高校の
通学コースに入学し
やりたい事を思い切りやり
友達とも青春を謳歌して
高校三年生の今の現在は
受験勉強に取り組んでいます
不登校の時は想像もできなかった姿です
不登校渦中のときは
このまま昼夜逆転してて
体調も悪いままなら
高校に入れたとしても通えなくて
学力もつかないから大学なんて
入れるわけないし
だからといって就職しても毎日通う
事なんて出来ないと思っていました
でも今そうではない未来が来ている
朝は普通に自分で起きて
予備校に行ったり
友だちとパソコンで繋いで
昼休みと休み時間を決めて一緒に
勉強したり
気分転換にちょっとお出かけしたり
モデルのバイトで仕事をこなしてきたり
【 普通は中学校にいくべき 】
というレールを外れただけで
どうして私はあんな絶望的な未来を
想像していたのでしょう
普通ではなかったとしても
彼は今自分でオリジナルの地図を作り
目標に向かって突き進んでいるのです
彼の姿を見ていると
中学に通えなかったとしても
大学受験もできるし
そして不登校だった事が
暗黒時代ではなく
自分自身の経験値となり
過去の不登校との決着をつけたら
あとは自由に羽ばたいていく
そんな日も近いのかなと感じています
今現在不登校のお子さんがいて
辛い気持ち苦しい気持ちを
抱えているお母さんもたくさん
おられると思います
でも子育てを間違えたから不登校に
なったという周りの目なんかに負けずに
自分の子どもは ただ人とは違う
ルートを歩いているだけと思って
ほしいのです
例えば山登りでみんな
頂上を目指していて
車で行けるとこまで行く人
ケーブルで頂上まで行く人
みんなで決められたコースを行く人
一人険しい山道のルートを自分で
探しながら頂上へ向かう人
どの道も正解ですし
どの道を選ぶのも自由です
不登校の子を例えるなら一人険しい岩場の
ルートを歩いていて頂上を目指している
子たちではないでしょうか
嵐の時は岩陰でじっと動かずに
体力を温存する
家にじっとしている今は
この状況かもしれません
でも太陽が顔を出し体力も戻り元気
になったらまた力強く歩き始める
そして頂上に辿り着いたときには
驚くほど 逞しく力強い大人に
なっているのではないでしょうか
そんな風に想像しながら
必ずこの子は自分の足で
歩き出すと信じて
本人は学校へ行けない自分なんて何の
価値もないと思っているかもしれませんが
お母さんだけは
【あなたはすごく素敵な大人になるよ
大丈夫 心配しなくていいよ
お母さんが保証する】
と心からそう思って
言葉にして伝える事で
きっと今は想像していない
素敵な未来が来るのではと思うのです