今日はアーユルヴェーダの治療についてちょこっと。
(ときたまお見苦しい写真があるかもしれませんが、許して下さいw)
アーユルヴェーダの豊富な種類の薬。
タブレットや塗り薬、液状の飲み薬やお茶にして飲む為の粉状のものなど様々。
多くの薬は体の中を浄化するために使われます。

タブレット
このタブレットを大体20-50個数えて、患者さんによって袋に分ける。
忙しい中繰り返した作業だから、かなりの早さで出来る様になりましたよw

粉状
文字読めないけど、文字の形と値段の数字で推測w
アシスタントのププドゥーに確認の流れ。

オイルに液状の飲み薬
飲み薬は何種類か混ぜる事も多かった。

奥にある大量の予備。
患者さん達よ、何人でも来い!!!w

先生のご主人のレストランでよく食べたヨーグルト。
アーユルヴェーダでは乳製品を食べることを強く推奨しているので、食後にはヨーグルト、朝には飲むヨーグルト、喉が渇いたらミルクでした。
今でもその習慣が残っていて、のどが乾いたら牛乳やヨーグルトを買う頻度が増えました!
(それ以上に旅に出てからの、コーラ消費量は半端ではないですがw 長旅人の中ではあるある??らしい。。)
飲み物でいえば、水も沢山飲んだ!
中国医学でもそうだったけど、体を冷やすことは御法度だから、ぬるい水を暑い中飲んでましたw
中医の先生はお湯を飲んでる人も多かったなぁ。
スリランカは暑いから、水を沢山飲まないといけないんだけど、患者さんで来るほとんどの人が水の摂取が足りない。
水を沢山飲んで、体の中を浄化することが第一!

ご主人のレストランでは、材料にこだわっていて、ご主人自らマーケットに行って、農薬を使ってない新鮮な野菜を買いにいきます!

買い物帰りのご主人!
”必要なものはすべてあなたの周りにそろっている”
チャンドリカ先生がよく言う言葉。
食べ物にしても、暑い地域には水分を多く含んだり、体を冷ます食べ物が育つ。
逆に寒い地域には体を温めるもの。 そういう風に自然にバランス取れているんだって。
でも最近は便利になりすぎて、遠いところから輸入とかできちゃうからね。。
だから、旅行に行ったらその国の料理を食べるのが一番らしい。
郷に入れば郷に従えw
アーユルヴェーダでは体質が”Vata - ワタ”、”Pitta - ピタ"、 "Kapha - カパ”の3つに分けられてて、大体その中の二つの特性を強く持つ。
それと同じで食物もそれぞれのタイプに分けられてて、例えば水の意味を持つ”カパ”は水分を多く含む「スイカ」の属性。
火の意味を持つ”ピタ”は、酸味が強い”オレンジ”などなど。
空気/気の意味を持つ”ワタ’は、(ちょっと分かりにくいけど)強い/良い匂いのするものや根菜の属性になる。
この三つの属性は、地域や時間、体の部分や年齢にもあるんですよ。
おもしろい!!
アーユルヴェーダで一番知られてる治療法だろう”シロダーラ”
温かいオイルを額の上に垂らす治療法。
実際にやられてる時はものすごく気持ちいい!!
オイルはちょうどよく温かいし、額を程よく刺激されてる感じが心地いい!
終わった後は、頭すっきり。リラックス効果ばつぐん。

これは”ナシア”っていう治療法。
自分が受けたもの中では一番苦しかった。
事前に温めた専用のオイルを鼻から入れて、それを思いっきり吸う治療法。
その後もずっと鼻から思いっきり息を吸い続けて、口からオイルや唾液を出し続ける。
頭部に溜まった水分を全部出し切るんだって。
水が溜まることは頭痛や鼻水、頭部周辺の問題に大きく関係する。

アシスタントのププドゥー。

自分の鼻から思いっきり吸う様子が面白かったみたいで爆笑してたから、彼女にもやらせてみるw
思いっきりが足りない、、、かな。。w

スチームバスは、西洋の考えとは反対でマッサージの後に使われます!
マッサージで表層をリラックスさして、スチームバスで悪いものを汗と一緒に体外へ。

患者さんの脈を診る。
数をこなして、まずは患者さんがどのタイプにあるのかを判断出来る様にならないといけない。
繊細な感覚と経験が必要!!
今日はこんな感じで。
つづく。
