20××年。世界は大不況に襲われた。
一国がもたらした経済災害の波が世界中に飛び火し、我が国日本も、その影響を受けていた。
人々は職もなく、ただその日一日を生きることが精一杯であった。
政府は奔走するも、明確な打開策を提示することはできなかった。
国民は当然怒り、町は廃墟と化し、人々は暴徒化した。
そしてついに、現政府による最終打開案が可決された。
それは・・・・
「日本再生法案」
過去に日本は高度経済成長から目間ぐるしく変化・発展してきた。
その多くの要因が、諸外国との貿易であった。
資源に乏しい我が国は、貿易に依存し、国内自給を怠ってきた。
その為、世界同時不況の影響を直接受け、国内経済の脆弱性が明らかになった。
その為、政府は「日本再生法案」を提出し、可決した。
いわゆる、『鎖国』であった。
鎖国を行い、諸外国からの一切の支援を受けず、内需拡大に徹し、国家としての自立を目指すものであった。
また、政府は、国家を1から立て直す為、政府機関のあらゆる国家体制を破棄した。
これにより、世は戦国時代に突入し、再び、天下統一を目指す侍が増えていった。
人々は、己の信念の為、戦をしていた。
「平和を求めるもの」
「すべての利権を己の手中に収めんとするもの」
「繁栄を目指すもの」
さまざまな考え、思想、主義、信念を持った『侍』という種族がいた。
この物語はここからはじまる。