残業で疲れていてもススキノのネオンを見ると元気になりました。

当時のススキノには沢山のディスコがありました。
ディスコ全盛期時代です。
まだ生バンドのお店が多く
レコードをかけてDJがいるディスコは数年後にススキノに現れます。


−ネット参照−

ディスコが沢山あり過ぎてネットから参照しました。
札幌を知ってる方には懐かしいお店もあるのでは無いでしょうか?

私達が良く通っていたのは
アトラス。
勿論、上気のディスコにも行きましたが私の住まいがアトラスの、すぐ側で帰りに皆が我が家のマンションに泊まれるから便利でした。
特に土曜日は会社は休みでしたから金曜日の夜は何軒かのディスコをハシゴして最後はアトラスでした。

残業でお化粧も落ちて疲れた顔にファンデーションをベタベタ塗り、まつ毛にはマスカラを何度も重ねて口元は当時の流行りの色の口紅を、たっぷり引き。
汗の匂いを隠す為にオーデコロンを頭の先から振り掛けて。

ダンスタイムが終わると決まってチークダンスタイムになります。
来ている男性客が目当ての女性を誘いダンスホールに連れて行き体をピッタリと寄せて甘い曲に体を揺らせて踊ります。

私達も誘われましたが私達は仕事の発散の為にディスコに来ていたのでチークダンスよりビートの効いた曲を踊る方が好きでした。

男性に誘われたくて行ってはいないので目的が違いました。
汗を流して躍る、踊り続ける。


ナンパが目的な人には出会いの場がディスコでもありました。

ナンパは、男性が主に初対面又は顔見知りくらいの関係の女性を口説いて誘ったり、連絡先を交換しようとする行為。 
−ネット参照−

日頃の先輩のイジメも残業も踊っていると全て忘れられました。

そして夜が更けて朝日が昇る頃、私のマンションに寄り少し体を休めて又、会社に行く。

若いから寝ずに遊べたのですね。

ディスコに行くために仕事をする、ディスコに行くために流行りの洋服を飼う。
そんな生活の日々でした。


−話は続きます−