80点。ドグラ・マグラを読みたくなった。

 

春の霧雨が音もなく降り注ぐ北鎌倉。古書に纏わる特別な相談を請け負うビブリアに、新たな

依頼人の姿があった。
ある古書店の跡取り息子の死により遺された約千冊の蔵書。高校生になる少年が相続するはず

だった形見の本を、古書店の主でもある彼の祖父は、あろうことか全て売り払おうとしている

という。
なぜ――不可解さを抱えながら、ビブリアも出店する即売会場で説得を試みる店主たち。

そして、偶然依頼を耳にした店主の娘も、静かに謎へと近づいていく――。
(Amaz○nより)

 

「名著」をめぐる事件を解決するミステリ。

「本の虫」という表現がありますが、こういうのを読むともっと本を読みたいと思います。

栞子さんたちが羨ましい。