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80点。密室パニックホラー。

マンハッタンへ向かう深夜の地下鉄車両で、突如理不尽な暴力にさらされた人々の恐怖を
描いたサスペンス。深夜の地下鉄に乗り込んできたふたりのチンピラが、たまたま居合わせた
乗客たちを挑発。やがてその嫌がらせは限度を超えたものとなり始め…。
(キネマ旬報社より引用)

というストーリーらしいですが…
本作については、他の媒体の紹介を鵜呑みにしない方が良いかもです。
少なくとも私が観賞して持った感想はこれらとは別物でした。

悪に立ち向かうことへの恐怖

悪に立ち向かえない様への不快さ

悪に立ち向かうことの虚しさ

みたいなものが暗に描かれているのが本作だと思いました。

ただ、人のダークサイドを浮き彫りにしたかったのであれば、
もっと陰湿に、もっと暴力的な描写にして、もっと結末の後味を悪くしても良かったかも。

とは言え、この時代に、これだけの作品が作られたのは凄いと思います。
掘り出し物でした。