80点。「それから」のそれから。
役所勤めの平凡な勤め人の宗助には人には言えない過去があった。そして今でも逃げている。
親友を裏切り、その女を妻にしたのだった。鎌倉の禅寺へ修行のため門を叩くが悟りは見えない。
彼は門の下に立ち竦んで、日の暮れるのを待つべき不幸な人であった。
(Amaz○nより)
親友を裏切り、不徳の愛へ走った宗助。
社会・世間からは虐げられ、細々と暗い生活を余儀なくされる。
社会・世間からは虐げられ、細々と暗い生活を余儀なくされる。
社会や世間を前に、手も足も出なかった三四郎。
社会や世間を敵に回すことを決断した代助。
社会や世間を敵にした結果、制裁を被ることとなった宗助。
社会や世間を敵に回すことを決断した代助。
社会や世間を敵にした結果、制裁を被ることとなった宗助。
1つのテーマを元に、3段階の転機を、3人の人物を用いて描かれた、漱石3部作の第3作です。
門をくぐっても、何の成果も得られ無かった宗助。
それでも、冬は終わり、リストラを免れ、少しばかり昇給もした。
それでも、冬は終わり、リストラを免れ、少しばかり昇給もした。
春の到来を喜ぶ御米に、
「うん、然し又じき冬になるよ」
と応える宗助。
「うん、然し又じき冬になるよ」
と応える宗助。
冬の再来は免れ得ぬものだろう。
それでも、時代は好転していく。
そんな淡い願いを、3部作の最後に漱石は込めたのではないだろうか。
それでも、時代は好転していく。
そんな淡い願いを、3部作の最後に漱石は込めたのではないだろうか。
