90点。やはり斬新。

 

盗むのは、おまえの 〈アイディア〉。

他人の頭の中に侵入してアイディアを盗むプロフェッショナル集団。

今、絶対不可能なミッションが始まる。
ドム・コブ(レオナルド・ディカプリオ)は、人が一番無防備になる状態――夢に入っている

時に潜在意識の奥底まで潜り込み、他人のアイデアを盗み出すという、危険極まりない犯罪分野に

おいて最高の技術を持つスペシャリストである。コブが備えもつ類稀な才能はこの業界でトップ

レベルであり、裏切りに満ちた企業スパイの世界において引っ張りだこの存在となっていた。
だがその才能ゆえ、彼は最愛のものを失い、国際指名手配犯となってしまう。

そんな彼に絶好のチャンスが訪れる。彼が最後の仕事と決めたミッションを果たすことさえ

できれば、かつての幸せな人生を取り戻せるかもしれないのだ。だがその任務はほぼ不可能に

近い「インセプション」と呼ばれるものだった。今回は彼が得意とするアイデアを盗み取る

ミッションではなく、コブとその部下のスペシャリストたちで構成されたチームは強盗とは真逆の

行為――つまり 「インセプション」 とはアイデアを“盗み出す"のではなく他人の潜在意識に

入り込み、ある考えを“植えつける"という最高難度、究極のミッションを意味する。
これを成し遂げればそれこそ真の完全犯罪となりうる。しかしながら最高の技術を持ち、細心の

注意を払って準備を行ったが、予測していなかった展開が待ち受けていた。
彼らの動きを全て先読みする手強い敵と対戦する準備は到底できていなかったのだ。その敵の

存在を予見できたのはコブただひとりだった――。

(Amaz○nより)

 

夢の中に入って云々――というストーリーは知っていたので、これを如何に映像化するかという
点が見どころ。表層の世界が夢に影響を与えるシーンなどは圧巻。エッシャーの無限階段を
実写化するアイデアも巧。

 

タイトルが「インセプション」というだけあって、「エクセプション」に成功するシーンが
無いのが残念(プロローグではエクセプション失敗)。

 

問題はラストシーン。
子供たちが全然成長してない辺りであれっ?とおもったけど、あれはどういう意味なんだ!?
独楽は止まったの?廻り続けてるの?