100点。周囲が冷たい評価だから、ここは敢えて。

 

アメリカ東部のとある街で突然、激しい落雷が発生。それとともに地中から三本足の巨大な

マシーン“トライポッド”が出現する。人類をあざ笑うかのように巨大な破壊力で虐殺と破壊を

繰り返すトライポッド。その場に居合わせたクレーン作業員のレイは、二人の子供、ロビーと

レイチェルを連れて必死に逃げまどう。しかし、世界各地に出現したトライポッドの前に、

人類はなすすべもなく・・・。

(Amaz〇nより)

 

まず、「異星人に立ち向かう人類」と解説されているが、これは真っ赤なウソ
そういう映画を見たいのなら、[インデペンデンス・デイ]を見るべき。

主人公を演ずるトム・クルーズは、ただ逃げるだけ
終始その場面に尽きる。アクションシーンは無いものと思っていい。
 
このタイトルからアクション映画だと思っていたが、裏をかかれた。だからこそ逆に
個人的には高評価となった。
確かに、「異星人に立ち向かう」というストーリーが描かれることは多いが、
「異星人からひたすら逃げる」というストーリーはこれ以外に無いのではないか?
 
だからと言って流行りのパニック映画でもない。家族を守るために、プライドや倫理さえ
捨てて、背を向けて逃げる。
果たして我々はこの選択肢を取れるだろうか?「戦い」を否定しつつも「闘い」を美徳とする
今の社会で。

 

 

主人公の娘役の女の子は[ハイドアンドシーク]に出てた子だよね。大きくなったなあ・・・