仮想と現実、乗り入れ加速 | 明日のために打つべし-目指せ経営コンサル-

仮想と現実、乗り入れ加速

 2006.11.13号の日経ビジネスより「仮想と現実、乗り入れ加速」をピックアップします。

 新たな市場「セカンドライフ」が注目を集めている。セカンドライフと約130万人が暮らし、経済活動を展開するバーチャルコミュニティー(仮想社会)である。日本版も年末までに登場する予定だ。ユーザーは「アバター」と呼ばれるアニメのような姿となって、3次元動画像で描かれたセカンドライフの世界に入り込む。その世界ではアバターが着る衣装を売って生計を立てる者、セットを作って映画を撮影する者、公演を開催する者、ショッピングモールを作ってテナント業を営む者などがいる。運営する米リンデンラボの役割はセカンドライフの通貨「リンデンドル」と米ドルを交換する取引所サービスを提供するのみ。世界を作るのはユーザーの役割だ。賢い企業は消費者自身が作り出す仮想現実での接点を探している。

 国境や時空を越えて、膨張を続ける仮想世界。警察や法制度など秩序を維持する役割の整備など解決すべき山済みだが、目の前のビジネスチャンスに企業は待ってはいない。

 凄いですね!マトリックスの世界が実現する第1歩のような感じがしました。そしてこれで既存の市場規模が爆発的に拡大すると思いました。