新宿一等地に“メガネビル”
今回も過去の2006.11.6号の日経ビジネスから「新宿一等地に“メガネビル”」をピックアップします。
11月3日に新宿の一等地にメガネトップのメガネビルがオープンした。取り扱い本数は実に1万本以上と通常の大型店の4000~5000本程度の品揃えをはるかに凌ぐ。目標の月商はメガネビルだけで6000万円。同社は品揃えだけでなく低価格を武器にして攻勢をかける。
現在のメガネ市場を牽引するのはレンズ込みで5000~1万円前後のカジュアルな低価格メガネ。メガネトップも昨年から「アルク」という低価格ブランドの本格展開をはじめた。今回の新宿のオープンは首都圏での知名度の低さを一気に上げるためだ。
メガネトップは昨年度、競争激化に加え減損処理が響き約10億円の最終赤字を計上した。そしてメガネトップの富澤社長は昨年から20を超える不採算店舗の閉鎖や役員4人の更迭など構造改革を進めている。
新宿店の旗艦店を皮切りに低価格業態の店舗数を一気に増やす。売上高の大半を既存ブランドの「メガネトップ」で稼ぐ中、急激な低価格戦略が既存店のクビを絞め収益を圧迫する可能性もある。同社にとっては大きな賭けとなるがこの挑戦は成功するのか?
「アルク」といえば自分の使っているメガネがそこのブランドでした。私の地元にあるので私にとっては身近なブランドだったのですが、やはり記事中のもあったようにマイナーなブランドなのでしょうか?自分が使っている分メガネトップのこの賭けが成功するよう応援したいです。