皆様、こんばんわ。

外科のDr.が到着し、私だけが病状の説明に呼ばれました。

画像を見ながらゆっくりと私にも分かりやすく説明して頂きました。

「この部分に穴が開いていると思われます。普通、胃に穴が開くことはありますが、腸に穴が開くと言うことは何かしらの病気があると考えられます。
もう、検査して病名を調べている時間はありません。なので、緊急オペになります。開いてみないと病名はお伝え出来ませんが。」とのこと。

『死』という言葉が一瞬脳裏に浮かびました。


主人と私、ナース2人で手術室へ向かいました。入口まで行くと
「奥様は、ここまでです。手術が終わるまで病室でお待ちください。」と。

「はい。宜しくお願い致します。
病室で待ってるから頑張ってね!」

と主人に笑顔で伝えたつもりですが、ヒキツっていたかも。
主人は私の手を握り、涙を浮かべて頷きました。

そして、手術室へ入って行きました。
12時位にはなっていたと思います。

手術室は1階、病室は4階。来るときは4人でしたが、帰りは1人です。
怖いの大嫌いなビビりの私です。

真夜中の病院は、凄く怖いのです。ひとりのエレベーターに大きな鏡にビビり、薄暗い通路にビビり、そして、病室も4人部屋に私ただひとり…。


怖いながらも自宅に連絡していない事に気づき、慌てて義母に連絡しました。
腸に穴が開いていて、緊急オペになったこと。病名も分からないこと。術後も急変の恐れが有るため付き添わなければいけないこと。

義母も驚きを隠せない様子でした。ちょっと行ってきます。と出掛けた息子が、今、まさか手術中とは…。

娘の事も気になりましたが、一度目を覚まし、母が居なくてべそをかいたが、お父さんのお腹が痛くなって病院に行ったからバァバと寝ようねと話すと、叉、眠りについたと。

一先ず、娘は義母がついているから大丈夫と安心しました。