「コスパ」という言葉は知っていますよね。
コストパフォーマンスのことです。
では、「タイパ」ってなに?
勘の言い方はお分かりですよね。
そう、タイムパフォーマンスのことです。
今の若者は、歳が若いほどタイパ主義になっているそうですよ。
これって日本だけでなく、世界中、特に先進国のZ世代以降の若者は顕著だそうです。
しかし、時代の流れは実に早い!
そのタイパの価値観が出はじめてからまださほど時間はたっていないのに、
その価値観がさらに進展しているようです。
それが今回話題に取り上げた
【ウェルパ】
です。
ウ、ウェルパ????・・・ってナニ❓
ウェルパとは、
ウェルビーイング・パフォーマンス
のこと。
英語で書くと、 well-being performance
Well-being、すなわち「心地よさ」や「健康」ということで、
これに投資することで、結果的に生産性の向上や離職率の低下、顧客満足度の向上など、
多くのビジネス上の利点を享受できるという理論に基づいています。
企業においては、従業員や組織メンバーの心身の健康状態や幸福感が、
パフォーマンスや生産性にどのように影響しているかを評価する一連の指標やフレームワークのことです。
具体的な指標には以下のようなものがあります。
1.心の健康(ストレスレベル、モチベーション、職場での充足感など)
2.身体の健康(体調、エネルギーレベル、健康状態など)
3.社会的健康(人間関係、チームワーク、コミュニケーションスキルなど)
4.職業的健康(スキルセット、キャリアパス、成長機会など)
効率的に合理的に「心身が満たされ、生き生きと健康で過ごせる状態(幸福)」を目指すということです。
このウェルパは、コスパ、タイパと対立する概念ではなく、このコスパ、タイパを内包しています。
イメージ図でわかりやすいものがあったので、こちらを参照してください。
単に時間的なパフォーマンスを上げるのではなく、
自分の幸せに直結する時間をいかに合理的に過ごせるのか。
これが「ウェルパ」のようです。
心身の健康なので、肉体的な健康のパフォーマンスも大事です。