新幹線にて
最近新幹線に乗る機会が増えました。
ひと月おきに福岡に行っています。
今回もコミュニティの勉強会に参加のため福岡に出かけました。
新幹線の車内って子供の声を除けば、どちらかというと、かなり静かだという認識でいたけど今回は違っていたのです。
新幹線に乗ったことがある人ならイメージできると思うのですが、
私の座席は11E、つまり二人席の窓側です。
その横がABCの3席並びという設定なんですが、
この日は斜め前の3席シートと、その前列の3席は反対側に戻してあり、
つまり6席がが向き合う形で並んでいるのです。
そこには、30歳前後の男性が6人座っていました。
彼らは周りを気にすることもなく、大声で話し、さらに大声で笑い転げているのです。
車内のアナウンスも聞こえません。
たまたま前を行く列車が異常音を検知して点検するというアクシデントがあり、
到着が遅れるというアナウンスが流れていたのですが、最初の数回は全く聞こえませんでした。
何か言っているな・・・という程度。
彼らの声のトーンが少し低くなったその瞬間にアナウンスを聞くことができました。
私だけでなく、周りの方々もただただ我慢をしていました。
その状況に少しは気づけよと思ったんですが、どうすればよかったのかと今でも考えます。
最近は車掌さんがほとんど社内巡回をしなくなっています。
JRの方針とは思いながら、時々は車内巡回をした方が良いのではと、ほかに責任を転嫁している情けない私です。
彼らは見た感じ、割と普通の人っぽいので、多分、一人一人になると常識もあるのでしょうが、大勢になったことで群集心理が働いたのでしょう。
楽しいという気分が先にたち、常識が封印されたのだと思うようにしました。
「人のふり見てわがふり直せ」という諺がありますが、教訓としたいと思います。