「弱いロボット」と子どもたち
今朝、NHKで「優しいロボット」が紹介されていました。
どんなロボットなのかというと、
昔話をしてくれるんだけど、途中でわからなくなってしまい黙ってしまう・・・
ロボット」: 「今からね、桃太郎をはなすよ。」
「大きな・・・、えーと、何が流れてきたんだっけ?」
それを聞いた人: 「桃!」
と、答えてあげると
ロボット: 「そうだ、桃だった!」
こんな風にやり取りをするお話ロボットや、
見た目はゴミ箱、
「モコ、モコ」と言うだけで、ごみを拾ったりしません。
ごみを拾ってあげると、
「モコ」と言ってお辞儀をしたり、
ティッシュペーパーをくばるロボットは
ティッシュを受け取ってあげるとお辞儀をしたり
あえて、能力の低いロボットを開発しているのが誰かと言うと、
豊橋技術科学大学 岡田美智男教授。
https://www.bing.com/videos/search?q=%e5%84%aa%e3%81%97%e3%81%84%e3%83%ad%e3%83%9c%e3%83%83%e3%83%88&docid=603552035942846916&mid=452EEB91553C672D9CB1452EEB91553C672D9CB1&view=detail&FORM=VIRE
このロボットを作っている目的は、
弱いところをさらけ出すと、人と人とのコミュニケーションが深まり
助け合いの心が養われるということだそうです。
5年生の教科書にも載っているとか
楽しそうに世話を焼いている子供の姿は微笑ましい・・・
子供たちが本来持っている優しさを大いに引き出すことができて
素晴らしい教育だと思いませんか。