【果たしてこれは何でしょうか?】

①オー・ド・ヴィル セラムy 30ml ¥72,000

②サブリマージュ レクストレ ドゥ ニュイ 40ml ¥75,000

③オーキデ アンペリアル ブラック クリーム ベルナルド 50ml ¥160,000

 

どれもほんの少量でありながら、なかなかスゴい値段が付けられています。

いったい、何だと思いますか?

 

実はどれも、大人向けのスキンケア商品の一端です。

①     はパルファン・クリスチャン・ディオール、②はシャネル、③はゲランが出している大

人向け、つまりアンチエイジング効果が期待できる、ブランド化粧品の数々です。

 

アンチエイジングとか、リフトアップという言葉には、即座に反応してしまう習性ゆえに(汗)、新聞と一緒に入ってきた小冊子を開くと、一連のラインナップが目に入りました。

早速飛びついて読んだのですが・・・。

【良く効きそうではありますが・・・】

確かに、どれも良く効きそうではあります。

 

例えば一番高い③の説明を読むと「blackオーキッドの持つ免疫力から生まれた独自成分を惜しみなく。 最高峰と呼ばれるにふさわしいクリームなら、すっきり引き締まった横顔が叶う。」とあり、たしかにこれが絶対に実現するならば、素晴らしいことです。

 

しかしなにぶん、余りにも値段が高すぎます。(私にとっては、ですが(^-^;))

このラインでは、日本人に馴染み深いPOLAの製品で32,000円、SHISEIDOでも、55,000円もします!

 

私なんぞは、「いったい、どこの誰が買うのだろう??」と思ってしまいますが、採算が合わなければ、各メーカーがこぞって高額商品を開発する訳はありませんから、「効くのであれば、ぜひ!」と待っている人も、少なからずいるのでしょう。

有名な美容ジャーナリストなどが、先行使用して「今までのアンチエイジングとは、全然実感が違う!」など、どこかの雑誌で発言しようものなら、多少の無理をしてでも、手に入れようと思うのは、女心です。

 

【効果が実感できなかった場合に思うこと】

しかし大枚をはたいて買ってはみたものの、あんまり効果が実感できなかった場合はどうするのでしょう。

 

特に肌に合わないという訳ではない。

しかし、どこにどう効いたのか、あんまりピンと来ない。

 

安いものであれば、「あーあ、残念。」で済みますが、○万円も出して買ったものであれば、そんなにあっさり割り切れません。(返品保証がついていれば、別ですが。)

 

こんな時、多くの人はどうするかと言うと、

「これは良い商品だ。自分は良い買い物をしたのだ。問題ない。」

と思い込もうとします。

この思考パターンはマーケティングで、「認知的不協和理論」として知られています。

【自分の中で正当化してみる】

具体的には、その商品の良い評判をネットで探したり、友人で「良かったわよ。」という人がいれば、その話を思い出して、自分を納得させます。

あるいは使ってみて良さそうだった点を、心の中で何とか一つでも多く、リストアップしてみます。

 

つまり払ったコストが大きいと、心のバランスをとるために「自分の買い物は失敗だった。」とは、何とか認めまいとします。

その心情、良くわかりますよね?

誰でも多かれ少なかれ、似た経験はあるはずです。

 

と、ここまで書きましたが、これが結婚生活と何の関係があるのか?

長くなってしまうので、この後に続きます。

 


 

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