【生活が大きく変わった年】

関東の南では今なお紅葉を楽しめますが、木々に見とれているうちに、早くも12月。

気付いてみれば、新年ももうすぐで、この1年を振り返ってみる時期になりました。

 

世界中がコロナに始まって、コロナに終わると言っても良い年でしたが、私たちの生活に何より影響が大きかったのは、まず仕事の在り方が大きく変わったことです。

 

【夫婦関係も見直しの年に】

そして働き方の変化に伴って、在宅時間が長くなったり、お互いの収入に変化があったりと、夫婦関係にも大きな影響を与えました。嫌でも顔を会わせる時間が長くなって、会話が増えて良かったと思う人、反対に存在のかさ高さにうんざりしている人、「夫の正体、見たり!」とショックを受けている人など、さまざまでしょう。

 

いずれにしても、普段忙しい日常に紛れて気が付かなかったこと、あるいは少しは気付いてはいたけれど、見ないふりをしてきたことが、突然大写しになった年だと言い換えることができるかもしれません。

その意味では、本当のことを教えてくれて感謝すべきだと言えるのでしょうが、なかなかそんな風に、前向きには考えられないかもしれませんね。

 

ただ、この人と結婚して良かったのか、反対に失敗だったのかについては、誰しもいつも以上に、思うところがあったのではないでしょうか?

 

【夫と結婚して良かった点は?】

一般的に妻がこの夫と結婚して良かったと思う点ですが、

・経済力があるところ、

・男らしく頼りになるところ、

・優しいところ、

・子どもを可愛がる良き父親であるところ

などが、すぐ思いつきますよね?

 

私の母などは生前父について、経済力があるところ、かつ全くケチなところがない、基本的に人柄が良い、などを挙げていましたが、娘である私から見ると、笑いのツボが合うところも、ケンカしながらも離婚せずに両親が最後まで添い遂げた、ポイントの一つであるように思います。2人で声を合わせて笑っていた光景を、良く目にしましたっけ。

 

ある調査では、この質問をして1位に輝いた「夫の良いところ」とは、「一緒に家事ができる夫であること」でした。

 

【確かにそうかもしれません!】

うーむ、納得の回答!

 

併せて夫についてのコメントに、

 

・率先して家事をやってくれる、

・妻がやるべきものだと思っていない、

・頼んだことは何でもやってくれる、

・子どものことも任せられる

 

などが寄せられていましたが、確かにそんな夫であれば、どんなにか、楽な気持ちで生活ができるだろう、としみじみ羨ましく思います。

妻の方は「浮気でもしない限り、この夫、決して手放すまい!」と思うに違いありません。

私の周りでは一応家事はやるけれど、妻の顔色を見い見い、怒られない範囲でなるべくやらないで済まそう、という輩ばかり(含む我が家の夫)なので、一層貴重に思えます。

 

【ここまではやって欲しいものです】

一緒に生活するパートナーとして何が困るって、家事を任せきれない夫だと、やってくれたとしても、こちらが都度チェックしないといけません。

妻の方は職場の仕事に加えて、育児もあり、家事も大部分自分がこなしているので、ほとんど座る間もないほど大車輪で働いていまーす、という声をよく聞きますが、何か一つでも良いから「自分と同じ位、ちゃんとやってくれる」あるいは「自分よりきちんとできる」という家事があれば、本当に肩の荷が少し降りる気がして、ほっとするものです。

【では、どうすれば?】

それならば、アンケートで「一緒に家事ができる夫です」と答えた幸運な妻たち以外は、どうすれば良いのでしょう?

それはもう、ひたすら夫を「育てる」しか、ありません。

幸いにして、特にコロナ禍以降は、社会の風潮が「夫も半分家事をやるべきである」という方向に傾いています。

例えば11月のある日の日経新聞の見出しを見ると、「仕事も家事も夫婦で対等」とあり、小見出しに「イーブンカップルの分担の取り組み」、また「名もなき家事」についても「話し合いのチャンス到来」として、分け合うべきと述べています。

 

ですから、簡単なことから始めて、辛抱強く一つづつ教えていきましょう。

 

【私たちがやるべきこと・・その1】

ただ多くの夫の本音は「出来ることならば、やりたくない💦」ですから、一筋縄ではいきません。

 

ですから、夫の性格に合わせていく必要がありそうです。

 

プライドの高い夫には、能力の高さを認めつつ、さりげなく教える。

外面の良い夫には、周りから褒めてもらいつつ、お願いするのが良さそう。

凝り性の夫には、彼の興味の琴線に触れる方向に持っていく。

マイペースの夫には、夫のペースを見ながら。

おだてに弱い夫には、もちろんひたすら「褒め」の一手で!

 

などなど、こちらもストレートに教えようとするだけではなく、それなりに対応する必要があります。

 

私は・・・?

もちろん、夫の星を観ながら誘導しましたよ。

 

【私たちがやるべきこと・・その2】

そして、もう一つ大切なこと。

 

妻には「夫はとっくに大人なのだから、言わなくてもわかるはず」と考えがちですが、実態は妻が期待することの多くを、全然わかっちゃいません。

 

あるいは無意識にわかろうとせず、目をそらす傾向がある、と肝に命じる必要があります。

 

従って、「この家事を1人で自分と同じ位のレベルまで、ちゃんとやってくれる」ことがとても大事で、なおかつ、そうなってくれないと困る!ということを、きちんと伝えましょう。

何度も言って、ようやくわかってくれるのが、大抵の夫です。

 

大変ですが・・・・・💦、お互い頑張りましょう。

 

 

■公式LINEでお友だちになりませんか?
結婚生活に悩むあなたに役立つ情報を、定期的に配信しています。

公式LINEにお友達申請して頂くと、 今なら 「離婚チェックシート」 を希望する方に
無料でプレゼント中!

登録はこちらから ↓
友だち追加