【在宅勤務になってみたら?】

新型コロナ以降、オフィスワークを従事していた人たちに、一気に在宅勤務が広がりました。

夫婦とも今まではそれぞれのオフィスで仕事をしていましたが、緊急事態宣言の解除後も、多くの企業では今は自宅が仕事場。

お互いの仕事振りが、嫌でも目に入ります。困ったことに、通常であれば十分な準備やテストを重ねて新しい業務スタイルに移るところですが、今回は伝染病が原因なだけに、突然の変更でした。

元々職場が同じで一緒になった2人ならば、妻には夫がいつもどんな風に仕事をしているか、当然想像はつきます。

 

【夫について、まさかの発見💦

ところが問題は、職場結婚ではなく、しかも妻が「うちの夫はエリート!」「うちの夫は、仕事バリバリのはず。」と思い込んでいるケースです。

期待通りに、「いかにも出来る」仕事振りを、自宅でも展開できれば問題ありませんが、ネット会議になかなか入れなかったり、回線のつなぎ方がわからないなど、ネット音痴であることを家族の前で露呈してしまったり、どう聞いても説得力の乏しい発言や、上から目線の一方通行な命令などを、図らずも披露してしまった場合です。

 

「えっ!今まで会社でこんな仕事してたの?うちの職場の2年目の子の方が、まだマシかも。」

「これじゃあ、人望なさそう。この先大丈夫かな?」

 

など、これまでそこはかとなく抱いていた夫への尊敬が、まるで出来の悪い息子を心配する、母親のような気持ちに変わっていった人も多くいるようです。

 

夫が年上であろうが年下であろうが、妻としては夫に対して、尊敬していたい、という気持ちをどこかに持っています。

特に仕事に関しては、「出来る男で、いて欲しい。」と思うもの。

うちの夫=仕事スゴい!と思い込んでいたのであれば、尚更です。ところが、その評価が妻の中でひっくり返ってしまったのであれば、失望はとても深くなります。

 

その気持ちは、良くわかります。多くの女性が、共感できるところでしょう。

 

【そつなくこなせる男性は少数派】

でも、ちょっと考えてみて下さい。

自分の職場を考えてみても、また学生時代を振り返ってみても、何でもそつなくこなせる男性なんて、そんなにいましたっけ?

 

気が利いていて、スケジュールの管理はバッチリ。期限に遅れることもなし。

コミュニケーション能力に長けていて、さりげなく自分の意見を通すことができる。

プレゼンもなかなかの出来。

パソコンその他の機器の扱いも、スムーズ。

 

こんな風に「何をやらせても、なかなか出来る。」というのは、大抵は女性です。

 

そう言えば、小学校の頃から、科目に関わらず高い点数をとるのは、大抵は根が真面目な女の子でした。学級会などでは、はきはき発言し、掃除をサボる男の子を叱り、口喧嘩では負けません。

また脳の違いから、冷蔵庫の見え方も、パッと開けた時に奥まで良く見ているのが男性、全体をさっと把握しているのが、女性、というのは良く聞く話です。

 

この「広く気を配れるのが、女性」「深く専門的に、追及できるのが、男性」という、「女性脳」「男性脳」については賛否両論ありますが、ただ私の経験上は、明確にあるように思います。特に男の子を育てたことのある母親であれば、我が子と自分の子どもの頃との違いを、痛感しているのではないでしょうか。

 

 

【決めつけず、気になるならば占いを!】

ですから、夫についても然りです。

例え家で見せた仕事振りが、要領の悪さ満載であっても、普段細々したことは、部下がやってくれているのかもしれないし、ネット音痴であっても、職場では周りの人の話を良く聞いてくれる存在なのかもしれません。

あるいはまるで上から目線のような、見当外れの発言が、多々漏れ聞こえたとしても、ある分野では、一目置かれているのかもしれません。

 

だからガッカリすることがいろいろあったとしても、それだけで一刀両断に、「ダメ!」と決めつけるのは止めましょう。

 

それでもどうしても気になるのであれば、

「このまま夫と一緒にいると、どうなる?」

「夫の仕事についての、今後の運勢は?」

「今、夫は仕事について、どんな運勢にある?」

「今の仕事は、夫に合っているか?」

「仕事での夫の長所は?あるいは課題はなに?」

など、占ってみることです。

 

きっと、有効なアドバイスをもらえます。