乙女なげやり 著者:三浦しをん 出版社:新潮社 出版年:2008年8月28日 評価:☆☆☆☆ 完了日:2010年9月 再:2015年1月24日 ラベル:その他
乙女なげやりな槍投げぇ~
間違えて同じもの(1回読んだことがあるもの)を読んでしまった。だが大丈夫!!いくつになっても、しをん姐さんの文章の面白さが色あせることはないから!!!
ぶっひゃっ、ぶっひゃっと大笑い。電車内など人目のある所で読むのは、あいや待たれぃ。そんなことをした暁には、白い目で見られること請け合いですぞ。
エッセイ集。今回も魅せます。
相変わらず、濃~いお友達が集まってするこれまた濃~い内容の会話から、しをん姐さんのことを「ぶたさん」呼ばわりする弟くんとの仁義なき戦い、姐さんが愛を注いでやまないマンガや小説やドラマに対する濃~い見方まで、どどーんとお送りしちゃいますぞ。
再読してみて、「そうだ、大西巨人の本を探す旅に出ねば」ということを思い出した。1回目の時、なんつーペンネームだ、とインパクトがあり、彼の本を読んでみたいと思っていたのだ。それが年月の経過とともに、頭の片隅へと追いやられてしまっていた。
ありがとう、しをん姐さん。ありがとう、大西巨人。おかげで旅の目的を思い出すことができたよ。
(2017年11月23日追記)
さらに年月が経過。あれから未だに大西巨人の本は読んでません(おい、こらっ)。
それから『白い巨塔』だ。著者の山崎豊子女史が2013年9月29日に鬼籍に入られたからな、そろそろ山崎作品に手をつけねばなるまい。でも、どの作品も長編でなおかつエネルギーを要するからなー。読むなら覚悟が必要だ。
とにもかくにも抱腹絶倒!切れ味鋭いしをん姐さんの妄想話を喰らいやがれ!!
姐さん、自分はどこまでもあなたに付いていく所存ですぞ。