空色バトン 著者:笹生陽子 出版社:文藝春秋社 出版年:2013年12月4日 評価:☆☆☆ 完了日:2014年2月8日 ラベル:青春
『家元探偵マスノ君―県立桜花高校★ぼっち部』による著者が贈る連作短編集 。
初っぱなから下ネタが入ってくるので、苦手な人は要注意。
各短編のタイトルに色に関係した名称が入っている。サドルブラウンなんて、どんな色なんやろな。茶色なのは分かるけど。
【収録作品】
サドルブラウンの犬
青の女王
茜色図鑑
ぼくのパーマネントイエロー
パステル・ストーリー
マゼンタで行こう
解説 橋本紡
親が中学生の時に作った同人誌。その関係者たちによって紡がれる連作短編。
「青の女王」
小学五年生の時、富士山の見える田舎町に引っ越してきたわたし(陣ノ内アキ)。
同年代の子たちより少し大人びていたわたしには、クラスメイトたちと仲良く群れ合おうという気持ちは皆無だった。
テストの時、消しゴムが見つからず内心焦っていたわたしに手を差し伸ばしてくれたのは、樹村ショーコだった。
お高くとまった女王様系キャラのアキ。
ショーコが紹介してくれた3人のお絵かき仲間たち。なまじアキ自身、絵画教室に通っていたことがあるもんだから、お絵かき仲間たちのイラストはアキの目から見て、ひどいものに映ったようだ。
最初は様子見のつもりでショーコたちの活動について回っていただけど、いつの間にアキも仲間に入っちゃってる。
でも素直じゃないの、アキちゃんは。女王様だから。
「茜色図鑑」
やることなすことすべて裏目に出た中学最後の夏休み。
明けた2学期に、みんなと離ればなれになる前に思い出作りとして同人誌を作ることを提案したあたし(吉野カオリ)。メンバーは小学校からのお絵かき仲間たち。
冊子の見栄えを良くするためにも、他のメンバーも募ることにした。先生からの提案で、不登校児の平岡もメンバーに入れることになったのだが・・・。
平岡くんがキチガイです!
こんな人を目の当たりにしたら終始まばたきしっぱなしになる、自分なら。
どんなに高尚で小難しいことを言っていようが、傍から見たら「残念な人」にすぎない。内実が伴っていない言葉ほど空虚なものはないからさ。
ってゆーか、よくみんな平岡くんの部屋に集まって同人誌作り進められるよね。邪魔くさいことばっか言ってる人の部屋じゃなくて、他の人の部屋で作業すれば良くね?と思ってしまう。
「マゼンタで行こう」
吉野カオリの娘であるあたし(吉野ミク)は、中学二年生。
両親の離婚を機に都心から母親の故郷へ引っ越すことになった。そこには、あたしが知らなかった母親の、子供の頃の影がチラチラとあった。
『家元探偵マスノ君―県立桜花高校★ぼっち部』による著者が贈る連作短編集 。
初っぱなから下ネタが入ってくるので、苦手な人は要注意。
各短編のタイトルに色に関係した名称が入っている。サドルブラウンなんて、どんな色なんやろな。茶色なのは分かるけど。
【収録作品】
サドルブラウンの犬
青の女王
茜色図鑑
ぼくのパーマネントイエロー
パステル・ストーリー
マゼンタで行こう
解説 橋本紡
親が中学生の時に作った同人誌。その関係者たちによって紡がれる連作短編。
「青の女王」
小学五年生の時、富士山の見える田舎町に引っ越してきたわたし(陣ノ内アキ)。
同年代の子たちより少し大人びていたわたしには、クラスメイトたちと仲良く群れ合おうという気持ちは皆無だった。
テストの時、消しゴムが見つからず内心焦っていたわたしに手を差し伸ばしてくれたのは、樹村ショーコだった。
お高くとまった女王様系キャラのアキ。
ショーコが紹介してくれた3人のお絵かき仲間たち。なまじアキ自身、絵画教室に通っていたことがあるもんだから、お絵かき仲間たちのイラストはアキの目から見て、ひどいものに映ったようだ。
最初は様子見のつもりでショーコたちの活動について回っていただけど、いつの間にアキも仲間に入っちゃってる。
でも素直じゃないの、アキちゃんは。女王様だから。
「茜色図鑑」
やることなすことすべて裏目に出た中学最後の夏休み。
明けた2学期に、みんなと離ればなれになる前に思い出作りとして同人誌を作ることを提案したあたし(吉野カオリ)。メンバーは小学校からのお絵かき仲間たち。
冊子の見栄えを良くするためにも、他のメンバーも募ることにした。先生からの提案で、不登校児の平岡もメンバーに入れることになったのだが・・・。
平岡くんがキチガイです!
こんな人を目の当たりにしたら終始まばたきしっぱなしになる、自分なら。
どんなに高尚で小難しいことを言っていようが、傍から見たら「残念な人」にすぎない。内実が伴っていない言葉ほど空虚なものはないからさ。
ってゆーか、よくみんな平岡くんの部屋に集まって同人誌作り進められるよね。邪魔くさいことばっか言ってる人の部屋じゃなくて、他の人の部屋で作業すれば良くね?と思ってしまう。
「マゼンタで行こう」
吉野カオリの娘であるあたし(吉野ミク)は、中学二年生。
両親の離婚を機に都心から母親の故郷へ引っ越すことになった。そこには、あたしが知らなかった母親の、子供の頃の影がチラチラとあった。
