麻雀本 | Donkey's麻雀日和

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2014年3月1日にオープンした麻雀荘『ソフト麻雀Donkey's』での日常をお伝え致します。
豊橋技術科学大学の競技麻雀部が活動しております。
Donkey'sの住所は
愛知県豊橋市広小路3丁目33仙河ビル1階
です。
黄色い看板が目印ですよ〜

ネマタ、福地誠著の現代麻雀技術論実践編を読みました。
そこで気になった牌姿があります。
21ページの2段目
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こちら。親でこの形。テンパイを外すか、仮テンを取るかという問題。
答えは打3pでテンパイ取らずになっていましたが、果たしてそうでしょうか?
検証してみましょう。
まず、打3pの場合、良形テンパイになるのは以下の場合です。
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8種27牌です。また、良形テンパイ失敗となる牌は1,4,7m,1,6,8pの20枚。そしてMAX打点が8mを引き、9mをツモることですね。それ以外は裏ドラが乗らないと5800になります。

次に仮テンを取る打1m
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手変わりが6種22牌+あがり牌2種4牌です。手変わり失敗となる牌は1,6,8p,3,7sの19枚。手変わりした場合、2p以外は満貫確定です。

8種27牌の手変わりで、あがれない。さらにほぼ5800。
6種22牌+あがり牌2種4牌で、あがれる。さらにほぼ満貫。

後者が有利な感じがしませんか?私は具体的にデータを取っているわけではありませんが、この問題には違和感がありました。

このように麻雀本は検証してみると違和感が出てくる場合があります。麻雀本は新しい考えの元になりますが、それが本当かどうかは自分で考えなければならないと思います。結局牌を打つのは自分自身ですから、麻雀本に書いてあることは鵜呑みにせず、しっかりと考えてから取り入れればいいと思います。

それでは、これで!