こんな感じですね。
13pと89sでターツ選択があり、セオリーではカンチャンを残したほうがいいです。そして裏目となる7sを引いてしまいました。
フリテン受けか、そのままカンチャン受けか迷うところですね。
私は基本的にはフリテン受けに取りません。が、いくつかの条件が揃えばフリテン受けに取ります。
その条件とは、
その1.フリテン受けではないもう片方が先に入ってしまってもフリテン立直にならない。
この場合打1pとして、他のターツが先に入ってテンパイしても打7sでフリテン立直をしなくて済みますね。
その2.テンパイするまでにフリテン受けが先に入る確率が高い。
打1pとして構えると、テンパイまでに369sが入る確率が高いですね。また、2pをツモると78sを払ってフリテン解消です。
3.フリテンが解消しやすい形である
打5pとすると、4,5,7,8sでフリテン解消です。
4.テンパイまでかなり遠い
あまりいい配牌ではない場合、役牌を取っておいて愚形から払っていく場合がありますね。そんなときにフリテン受けができたら残しておくことがあります。
フリテンを取るときはこんな感じです。ここでのポイントはリャンシャンテンでフリテン受けを選択するということです。リャンシャンテンだと余剰牌に余裕があるのでフリテン解消へ行きやすいのです。イーシャンテンではフリテン受けを取らないということを覚えておいてください。
フリテン受けを取ってはいけない例
8p切って147pは魅力的ですね。しかし、テンパイチャンスは147p,79s白の18枚(自分で切った1pの分引いてあります)で、フリテンでテンパイしてしまうのが8/18です。さらに、白がポンできるためもっと確率が高くなります。ここはツモ切りがオススメです。
以上を踏まえ、最初の牌姿を見てみると、イーシャンテンで、69pが入った場合手代わりが困難で、テンパイ取らずも苦しいです。ですので、ここはフリテン受けに取らないのがオススメです。
フリテン受けは結構難しいところですが、イーシャンテンなら取らない、リャンシャンテン以上なら取る。っというように覚えておけばいいと思います。
フリテン立直上等!っという方は残すといいと思います。
それでは、これで!