さて、物騒なタイトルですが、下の牌姿を見てください。
何を切りましょうか?テンパイするだけなら7sを切るのが一番広いですね。しかし、最終系がほぼシャンポンになってしまいます。テンパイチャンスは1,2,4,9p,1sの13枚です。そのうち1,2,4pの9枚を引くとシャンポン待ちになりますね。9/13で愚形テンパイです。さらにテンパイ取らずをしても手変わりが乏しいです。
9p,1sのシャンポンは悪くはないのですが、1枚ずつ切られていたり、テンパイするまでに切られてしまうことがあります。そうなったら結構不利ですよね?
こういう愚形テンパイになってしまって、テンパイ取らずをしても手変わりがほとんどないものを(愚形と)心中型イーシャンテンと言います。(私が勝手に言ってます。)
心中型イーシャンテンはあまりよくないです。ではどうすればいいのか?
優秀な余剰牌を残す
ということです。上の牌姿の場合は7sが優秀な余剰牌ですね。
ということで打2pがオススメです。
9/20です。約2分の1ですね。それで、もし手変わりする前に14pが入ってしまっても、7sという優秀な余剰牌があるので、テンパイ取らずをすることができます。最近では愚形でも即リーが主流ですね。ですが、
愚形テンパイにならない工夫
が必要なのです。次回も心中型イーシャンテンについて書こうと思います。
それでは、また!