土曜日、晴れなので、クルマいじり♪


Z33やCPV35の、ラジエーターファン制御は、とても賢いことを学びました。


そして、LOとHIGHの2つの切り替え温度を、ECU解析により書き換えました。


しかし、車速が出ると、ファンを止める、という賢い制御は止めようがない。


ドリフト遊びはタイヤ空転ばかりなので、車速が速い状態が連続するのでファンが止まるうえに、実速度は遅いので走行風はあまり期待できない、という負の連鎖(笑)


そこで、世の中の既製品などで行っている「スイッチによる常時ファン稼働」を行ってみることにした。




まずは、ファン側の仕様を理解してみます。


なるほど。


ファン側の回路でLOとHIGHの切り替えが存在してますね。



2番に12V、3番にGND、接続でLO稼働。


LO条件のまま、1番に12V、4番にGND、接続でHIGH稼働(だだし4番は強制GND接続)


これを満たせば強制稼働します。


競技車両じゃないから、純正の賢い制御は残しておきたい。


そうなると、先人の方々の知恵の通り、リレーを駆動するのが賢いですね。


次はリレー制御を勉強しましょう。




リレー1がLO稼働の12Vラインを制御。

リレー2がLO稼働のGNDラインを制御。

この2つをONすることで、LO稼働となります。


なぜGNDもリレー受けしたのだろう?

IGN電源という強制的な電源からくどうしてるので、片方が故障してON固着しても、バッテリー上がりなどを救えるから?


技術畑としては当時の設計者さんたちの議論に思いを馳せずにはいられない(笑)


リレー3がHIGH稼働の12Vライン。


僕はスイッチ1つで強制HIGH稼働したいだけなので、リレー3つを全てONするだけの回路を組むことにしました。



車両側にとりかかります。


エンジンルーム、バッテリールームの、後ろ側にリレーボックスがありました。


ご対面まで、かなりバラすので、割と面倒くさいけど、仕組みを理解したあとならここまでバラさなくて良かったぽい(笑)


写真はリレーを外したあとに、極性をテスターで確認した結果です。


上から順番に、回路図のリレー3.1.2で、リレー3だけ極性が逆で使われています。


んーーー、良くない設計に感じるけど、制約がイロイロあって仕方なかったんやな?(笑)




リレーからの分岐は、このようにしました。


少しカットすれば、あまり負担をかけずにコネクタに入るし、導線を丸穴に通してV型にすることで、抜き差しも簡単で、接続も確実です。


はんだ付けしてみようとしたけど、さすがにペースト入れても弾かれます(汗)熱入れればイケそうだけどリレー壊すのも得策じゃない、クソ高いしね(笑)




リレーを差し込んだ状態。


うむ、びゅーちふぉー♪




室内に引き込む前に、稼働テスト。


間違いなく、期待通りの動きになっています。


一応、縁切りてまきるように端子受けして、純正グロメットから室内に1本だけを通します。


念の為、被覆絶縁追加(コルゲートまでは行わなくて良さそうに感じた)




純正のオプションスイッチの場所に、スイッチを追加。


ONでランプも点灯すると良いんだけど、リレー駆動ラインだから、ランプ点灯するだけの容量は無い…


そして駆動電流をファン側から引っ張るなんてナンセンス過ぎて本末転倒だから、やらない。


ということで、今回のやりたいことも、僕なりのやり方を全て満たして実装できたのです。


あとは入れ忘れんようにして、走りまくるだけですけど、入れ忘れない自信がないな(笑)


おわり。