個人的な趣味の世界の書き殴りですので覚悟して読むか、読まずに次のblogに移るほうが賢明です(笑)
車のエンジン制御っていうのは、案外と簡単なものです。
フルコン、なんて聞くと難しそう!って感じるかもしれないですけど、実に安直でわかりやすいものです。
空燃比を適切に保ちつつ、パワーが出るように燃料を薄くして、ノッキングしないところまで点火時期を進めていくだけです。
(もちろん、独学とはいえ、その手の勉強はそれなりにやってきたうえでの話ですけど…)
昔から全部、自分でやってきたので、ソコソコの知見と、経験則、キャリアはあるのです。
意外かもしれないけど、純正のECU制御っていうのは、非常に複雑かつ困難です。
特に近年になればなるほど、とても複雑で、膨大な制御になってます。
LINK、HALTECH、PowerFCとかで制御するほうが、格段に簡単です。
さて、趣味の領域の話ですが、以前からCPV35のファン制御温度の変更をやってみたかったのです。
社外品のファンコントローラ着ければ終わりです。
そもそもドリフト遊びで、水温上昇を抑える目的ならば、リレーかまして常時強制ONだけで、全てをカバーするのでだから、そんな子供だましを実装する必要は無いのです。
だけど、、、純正ECUを書き換えるだけで実現してみたい!!
間違いなく、趣味の世界だし、自分への挑戦ですよ(笑)
たかがファン制御だけど、調べてみると非常に面白い制御をしていますね。
水温が95度でLO、100度でHIGHに切り替わるのは、知っていたんだけど、実は走行中の速度でも制御が入っている。
つまり、速く走ってるなら走行風で冷やせるので、無駄にファンを回す必要ないから止めておこう、静かだし。ということです。
エアコン入れてるときは回す、てのも知ってたけど、実は冷媒の圧力によってもLO、HIGHを切り替えてる。
とても複雑に、快適かつ部品の延命を行う処理が、たくさん入っているわけですね。
というわけで、LO、HIGH、それぞれの回転開始する水温、2つのデータだけではない、という推測ができます。
おそらく複数箇所のテーブル組になってるだろう。
日本国内では少ないけれど、海外に目を向けると、多くの人がこういう事を調べたりしている。
そういった趣味の世界のコミュニティに参加してみると、有用な情報が入手できたりします。
↑実際に、やりとりしてる内容です(笑)
こんなもの、適当なカタコト英語で、キモチは伝わるのです。
そんなこんな紆余曲折を経て、アドレスの割り出しに成功しました。
23の連続するテーブルのうち、14箇所を書き換える必要があります。
こんなのBinary直接編集なんて、やってらんない。
ので、RomRaiderのアプリで使われてるXML定義ファイルに、ファン制御の項目を新規に追加しました。
おそらく、この2Dマップ方式が、編集しやすいだろう。
さて、何度にしてみようかな?
HKSさんの後付コントローラを真似てみよう。
95/100→80/85度と、マイナス15度の設定を、レーシングと定義してるようです。
表の数値は、おそらく実測温度での表記でしょうね。
つまり純正のOBD経由の水温は、実測より約3度低い数値なのだろうと推測できますが、まあこんなの誤差やな。
書き込んで、テストしてみましたが予定通りの動作でした。
雨降りインドア生活を、有意義に過ごした日曜日でした。
自己完結スッキリ!(笑)