$縮まらない『何か』を僕らは知っている
世界最後の日々/内田英治 (2012)

監督・脚本:内田英治
原作:山本直樹 『世界最後の日々』
出演:裵ジョンミョン(ペ・ジョンミョン)、今泉ちえこ、君嶋麻耶、渋川清彦、細江祐子、桑原麻紀、田中哲司、岩松了


世界の終焉、暴力と欲望の日々。
鬼才・山本直樹の最高傑作・映画化!

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 とある田舎町の高校。授業中に居眠りしている嘉納の机の上に小さな「カミサマ」が現れる。中年のおっちゃん風のカミサマは「世界滅亡」を予言して消えてゆく。どーせ世界が滅亡してしまうならと、死ぬ前に“やりたかったこと”をしようと決意する嘉納。まずは憧れの女の子、学園のマドンナであるユミちゃんとのセックスだ。こうして嘉納はユミちゃんの彼氏をバットで撲殺。そのまま誘拐して車を盗んで旅に出る。それは、愛とボーリョクの旅路であった。

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◆zaikei.co.jp:映画「世界最後の日々」公開決定!
 特異な愛とセックスを描きつづけ、連載中の『レッド』(講談社)をはじめ、『ビリーバーズ』など問題作を発表してきた山本直樹。その最高傑作とも言われる短編『世界最後の日々』がついに映画化!メガホンをとるのは『ガチャポン』『地球でたったふたり』の内田英治監督。世界終焉の狂気にとりつかれた主人公を演じるのは注目の個性派俳優・裵ジョンミョン。相手役には体当たりの演技を見せた新人・今泉ちえこが抜擢。さらに岩松了、田中哲司らベテラン勢が脇を固める。本作はニューヨーク・アジア映画祭、台湾高雄映画祭などで上映され、その評判がきっかけで中国映画配信史上、最初の日本映画のなかの1本にも選ばれるなど海外で高い評価を得た。そしてついに日本での公開が決定。2月中旬・渋谷アップリンクXでの上映を皮切りに、大阪シネ・ヌーヴォほか全国で順次公開。

◆webDICE-骰子の眼:拉致してセックスして愛を告白するのも、ひとつの愛のかたち
問題作『世界最後の日々』遂に映画化!原作・山本直樹×内田英治監督インタビュー

 閉塞感に満ちた世界でうごめく愛とセックスを描き続け、連載中の『レッド』(講談社)をはじめ、『ビリーバーズ』『BLUE』などの問題作を発表してきた鬼才・山本直樹。その最高傑作とも言われる短編『世界最後の日々』が遂に映画化。2月18日(土)より渋谷アップリンクXでレイトショー上映される。公開にあたり、原作の山本直樹氏とメガホンをとった内田英治監督に今作で描かれる愛のかたちについて話を聞いた。
なお、初日となる18日の上映後には、山本氏と内田監督をはじめとするスタッフやキャストがトークに登壇。その他の日の上映にもトークショーが決定している。


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今泉ちえこオフィシャルブログ
「今泉ちえこのはちみつみたいなひとりごと…」
君嶋麻耶 オフィシャルブログ
「ambient」by Ameba
桑原麻紀オフィシャルブログ
「桑原麻紀のsekininkan」


映画『世界最後の日々』公式サイト

渋谷アップリンク
2012/2/18(土)~3/2(金) 連日21:00より公開