$縮まらない『何か』を僕らは知っている-夢ばかり、眠りはない フライヤー
夢ばかり、眠りはない/佐々木友輔 (2010)

制作:佐々木友輔
日記と撮影:佐々木累
朗読:小林千花
音楽:田中文久
主題歌:Swallow Heads「火の禽」


昨日、きみの夢をみたよ。

 2010年1月、ある若い女性映像作家が忽然と姿を消した。遺書は無かったが、その代わりに彼女は、2008年4月から始まる日記や手紙、ビデオカメラで撮影した日々の記録、そしていくつかの映像作品を部屋に残していた。「2009年6月3日。昨日、君の夢を見たよ——。」彼女の生きた記憶が映画として再生されていく。そこには、秋葉原無差別連続殺傷事件を機に壊れていくひとりの人間の姿があった。


誰でも良かった。そして、どこでも良かった。

秋葉原無差別連続殺傷事件を題材にした映画。
容疑者Kが見ていたかもしれない景色、そして「あなた」と共に見た景色を辿る旅。

佐々木友輔監督作品
映画『夢ばかり、眠りはない』 公式サイト


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◆intro:NEWs
秋葉原通り魔殺人事件を扱った映像作品『夢ばかり、眠りはない』一夜限定上映!

◆HogaHolic:NEWS
秋葉原無差別連続殺傷事件を扱った“風景”映画が一日限定上映

sasaki yusuke web


●秋葉原無差別連続殺傷事件

2008年の6月8日、東京・秋葉原の歩行者天国に2トントラックが突入し、道行く人々を次々とはねた。トラックを乗り捨てた容疑者Kは、ダガーナイフを用いてさらに周囲の人を襲い、最終的に死者7名、重軽傷者10名という惨事をもたらした。事件後は、容疑者が犯行前に残した携帯サイトへの書き込みが発見されたこともあり、犯行動機を巡って報道は過熱。派遣労働の問題や家族との不和など様々な説が飛び交った。また、2ちゃんねるなどを中心に、ネット上で容疑者を神と賞賛する書き込みやいたずらの犯行予告が書かれて逮捕者が出たことも大きな問題となった。


渋谷UPLINK FACTORY
2010年6月14日(月)18:30開場/19:00開演(トーク21:00~)

2010年6月30日 筑波大学 追加上映
2010年7月03日 京都での 追加上映が決定