$縮まらない『何か』を僕らは知っている-大友良英 サウンドトラックス vol.0
大友良英サウンドトラックス vol.0/大友良英 (2010)

ヘッドフォン私達の望むものは/vo. 阿部芙蓉美

1. 「その街のこども」 エンディングテーマ-
2. 歩く
3. 未来は今
4. Dust in the wind 1
5. Dust in the wind 2
6. 私達の望むものは-「ケンタとジュンとカヨちゃんの国」エンディングテーマ-

2010年6月12日発売


大友良英によるサントラ集第1弾、『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』映画音楽も収録 - CINRA.NET

松田翔太主演の映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』の音楽を手がけた大友良英によるサウンドトラック集『大友良英サウンドトラックスVol.0』が、映画公開初日の6月12日に発売される。

大友は、『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』のほか、『アイデン&ティティ』(03)、『カナリア』(06)、『ウルトラミラクルラブストーリー』(09)など多数の映画音楽を手掛ており、本作はこれまで彼が手掛けてきた作品のサウンドトラック集第1弾として発売されるミニアルバム。

収録曲は、ハウスメイトのテレビCMソングで話題となった阿部芙蓉美が歌う『その街のこども』のエンディングテーマ“私たちの望むものは”や、劇中挿入曲を含む全6曲。なお、今後もシリーズでリリースされる予定だ。

『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』は、親のいない子供たちの施設で兄弟のように育ったケンタとジュンがすべてを壊し絶望的な現状から抜け出す決意を固め、ナンパで出会ったブスな女の子・カヨちゃんを盗んだ車に乗せて、刑務所に収監されている兄に会うため旅に出る青春映画。

現代の日本社会を生きる等身大の若者を描いた作品を彩る大友良英の手掛ける音楽を、ぜひサントラとして手に取ってみてほしい。


大友良英blog
「大友良英のJAMJAM日記」

阿部芙蓉美 アベフユミ



$縮まらない『何か』を僕らは知っている-ケンタとジュンとカヨちゃんの国

『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』 (2009)

 同じ児童養護施設で兄弟のように育ったケンタ(松田翔太)とジュン(高良健吾)。2人は、工事現場で壁の破壊を行う“ハツリ”と呼ばれる仕事をして暮らしていた。だが、職場は低賃金、劣悪な労働環境に加え、先輩の裕也(新井浩文)からの執拗ないじめに遭い、快適さからは程遠い場所だった。ある日、カヨちゃん(安藤サクラ)という女の子と知り合ったジュンは彼女の家に転がり込む。一方、ケンタは毎月、裕也に金を払い続けていた。ケンタが13歳のとき、兄のカズ(宮崎将)が幼女誘拐事件を起こした。それを馬鹿にした裕也は、カズにナイフで切りつけられ負傷。その賠償金と称して、裕也はケンタから金を巻き上げていたのだ。将来の夢もなく、日々虐げられる生活に絶望する2人。そんなある夜、ケンタとジュンはハンマーを手にして裕也の車を破壊すると、カヨちゃんを連れて逃走。カズのいる網走刑務所を目指して車を走らせる。ケンタは、行き詰った毎日にカズが風穴を開けてくれるに違いないと期待していた。道中、闘犬を飼う男(小林薫)、同じ施設で育った片目の洋輔(柄本佑)、キャバ嬢のゆみかちゃん(多部未華子)など、様々な人々との出会いを繰り返すうちに、ケンタとジュンの間には少しずつズレが生じてくる。やがてたどり着いた刑務所で、期待を胸に兄と面会するケンタ。だが、カズは異様な目つきで味気ない返事を返すばかり。その様子に失望した3人は当てもなくバイクを走らせる。やがて、希望を失ったケンタは暴走を始める。拳銃を手にして追ってきた裕也に捨て身で立ち向かうと、夜にはキャンプファイヤー中の若者たちに襲い掛かる。野獣のようなケンタを、裕也から奪った拳銃を手に制止するジュン。だが、ケンタの挑発に思わず引き金を引いてしまう。夜明け。血まみれでグッタリするケンタの肩を抱いて歩くジュン。2人は水平線を目指してゆっくり水の中へと進んでいくのだった……。


映画『ケンタとジュンとカヨちゃんの国』公式サイト

6月12日(土)、新宿ピカデリー、渋谷ユーロスペース、池袋テアトルダイヤ他にて全国ロードショー



公開間近ということで
映画については前にUPしたblog
公式サイトで確認していただけたらと思います。

サントラは阿部芙蓉美さんの歌う「私達の望むものは」が
収録されるようなのでコチラも楽しみですね!



$縮まらない『何か』を僕らは知っている

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