乱暴と待機/冨永昌敬 (2010)
監督・脚本：冨永昌敬
原作：本谷有希子「乱暴と待機」（メディアファクトリー）
主演：浅野忠信、美波、小池栄子、山田孝之
音楽：大谷能生
主題歌：相対性理論と大谷能生「乱暴と待機」
永遠の愛は
疑ってしまうけど
永遠の憎しみなら
信じられる
木造平屋建てが連なる市営住宅。“兄妹”でもないのに、2段ベッドが据えられた狭い部屋で暮らす英則と奈々瀬。その近所に引っ越してきた番上と妊娠中の妻・あずさ。挙動不審な奈々瀬に興味を持った番上は、言葉巧みに奈々瀬を誘い、乱れる。夫と奈々瀬の浮気現場を見つけたあずさは、包丁を片手に暴れるのだった…。人に嫌われないように怯えて暮らす奈々瀬は、今日もスウェット姿で“お兄ちゃん”が“復讐”を思いつくのを待つ。毎夜、天井裏から奈々瀬の姿を覗きながら、英則は“この世で一番凄い復讐”の機会をうかがうのだった…。
◆cinemacafe.net
映画／乱暴と待機 映画作品情報
お互いに激しい好意を持ちながらも、天井裏から“のぞく・のぞかせる”という歪んだ関係しか築くことのできない男女、山根英則（浅野忠信）と緒川奈々瀬（美波）。彼らの近所に一組の夫婦（小池栄子・山田孝之）が引っ越してきたことで、2人の関係性に変化が生じる――。気鋭の女性作家・本谷有希子が、自身で手がけた伝説的演劇を小説化した同名小説を映画化。
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監督は映画『パンドラの匣』『パビリオン山椒魚』や
相対性理論のPVも手がけた冨永昌敬さん
原作者の本谷有希子さんの小説が映画化されるのは
『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』（吉田大八監督）に
続く二作目です。
劇団、本谷有希子WEBSITE
主役は浅野忠信さんですが、
なんといっても、緒川奈々瀬役の美波さんのビジュアル
（ツインテール・ダサメガネ・地味スウェット）に
眼を奪われてしまいました…。
MUSEUM MINAMI
四人の男女の哀しくも可笑しいある意味ラブファンタジー！
映画『乱暴と待機』公式サイト
2010年秋、テアトル新宿ほかにて全国ロードショー