$縮まらない『何か』を僕らは知っている-無題4th
無題(4)/downy (2004)

ヘッドフォン


溢れる光は

花指の先から。

白情な撓り(ウネり)を

相良に見せるんだ。

走る俺を嘲笑うように、

雨の昼の痛みだ・・・。

雨の昼の痛みだ・・・。


 ああ、もう行くよ

 現は続く・・・。


桜の散るは

燃える悲しみだ!

砂を結めて生きる

絶え絶えの犬っころだ!

あの日の歌で

嵐は過ぎ去った?


雨のみが知る痛みだ・・・

雨のみが知る痛みだ・・・