$縮まらない『何か』を僕らは知っている-19 Rooms
19 Rooms/鶴田直樹


ファッション、写真集、雑誌、CDジャケット、そして広告、TV-CFにいたるまで、日本を代表するセレブリティ・ポートレイト&ファッションの巧者の一人「鶴田直樹」の展示会

卓越した技巧を継続的に堪能できて好評だった、『インビテーション』(ぴあ) 誌で創刊号から約3年に渡って撮り続けた日本を代表する女優たちのポートレイト・シリーズ。そのシリーズを核としながら、新たな撮り下ろしも含めてこのたび『19 Rooms』という写真集として刊行されます。
テクノロジーの進歩とともに、近年はハンディなカメラでのスナップ写真で被写体との親密感を前面に出そうとするポートレイト写真が増えてきましたが、鶴田氏が意図しているのは、自身のライティング技術を使ったデリケートなまでに構築された一瞬。特に『19 Rooms』は全て屋内撮影によるもので、全ての点で被写体との近さにこだわり、19人との密室が表現されています。優れた技術によってなし得る「濃密な近さ」と、女優たちのプライベート感覚溢れる肢体の魅力が両立した世界です。


$縮まらない『何か』を僕らは知っている

$縮まらない『何か』を僕らは知っている-麻生久美子


被写体:蒼井優/麻生久美子/飯島直子/池脇千鶴/板谷由夏/吉瀬美智子/黒沢あすか/小雪/SHIHO/戸田恵梨香/永作博美/中島美嘉/中谷美紀/広末涼子/堀北真希/真木よう子/松雪泰子/観月ありさ/宮崎あおい

鶴田直樹(フォトグラファー)
1958年東京都生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒。APA賞、毎日広告デザイン賞など受賞。多くの広告写真を手掛け、TV-CFやエディトリアル、ファッション、CDジャケットなどで幅広く活躍。

2009年11月中旬発売
写真集『19 Rooms』
編集:菅付雅信 アートディレクション:中島雄太(DR.) 
定価:3,675円(税込) 発行:赤々舎 

2009年10月30日(金)~11月11日(水)
会場:GALLERY SPEAK FOR(東京・代官山)
時間:11:00~20:00
休廊日:木曜日 料金:無料


鶴田直樹さんのことはよく知らないですが、楽しみな写真集です。
GALLERYで記念個展も開催されているので足を運んでみては如何でしょうか。


ここからは、私の好きな写真家・新津保建秀(シンツボケンシュウ)さんの写真集を一冊を紹介します。

$縮まらない『何か』を僕らは知っている-記憶
記憶/新津保建秀 (2005)

$縮まらない『何か』を僕らは知っている

春―戸田恵梨香
夏―香椎由宇
秋―hanae* (華恵)
冬―宮崎あおい

移ろいゆく季節の中で、はかなくも美しい少女たちの四季折々。
数々の雑誌を始め、さまざまなメディアで活躍する写真家・新津保建秀。
彼が自らの作品として撮りためてきた4人の少女のポートレイトを発表します。
4つの季節がそれぞれのストーリーを紡ぎながら重なりあう。
そこには絶妙に切り取られた繊細な世界観が存在します。
『記憶』は誰もが持っている淡い過去の記憶を、懐かしく呼び覚まします。


$縮まらない『何か』を僕らは知っている-戸田恵梨香

$縮まらない『何か』を僕らは知っている

$縮まらない『何か』を僕らは知っている

$縮まらない『何か』を僕らは知っている
戸田恵梨香

$縮まらない『何か』を僕らは知っている
香椎由宇

$縮まらない『何か』を僕らは知っている
hanae* (華恵)
画像はイメージです

$縮まらない『何か』を僕らは知っている

$縮まらない『何か』を僕らは知っている

$縮まらない『何か』を僕らは知っている

$縮まらない『何か』を僕らは知っている
宮崎あおい

新津保建秀
1968年、東京生まれ。1995年、映像とインスタレーションによる作品製作を経て、写真家として活動を開始する。広告、ミュージック・ビジュアル、国内外の雑誌など幅広く活躍中

$縮まらない『何か』を僕らは知っている

数年前までは女優やアイドルなどの写真集をよく出版していました。
月刊アクトレスなども手掛けていたので、書店で見かけこともあると思います。

2005年発売
『記憶』FOIL
著者:新津保建秀
定価:2,100円(税込)
128P/オールカラー/ハードカバー

新津保建秀 | KENSHU SHINTSUBO