ワンコが旅立ったのは2年前の6月17日の金曜日。
あとから思えばこの週は不思議なことが次々と起こりなぜかその日のその時間に居合わせて最期を看取るように導かれたようでした。
基本的に私は出張に行く時は翌日お休みでゆっくり出来るように木曜日、金曜日で組むのですがこの週は取引先が
「では木曜日の朝一で」
と言ったつもりが「月曜日の朝一」と言ってしまい月曜日、火曜日で組んでしまったり…
予定が空いた木曜日、金曜日に新たに別方面への出張を予定したらことごとくキャンセルになって予定ガラ空きになったりして結局水曜日~金曜日はほとんど事務作業やら近場の客先にプラッと行く感じとなりました。
17日の金曜日は昼飯時にヘミシンクでガイドにワンコのことを聞いてみようとF12あたりを探索していると銀色の車とその回りにハゲのオッサン、背の高い女性、ともう一人よくわからんヒトがいて
「何してるんですか?」
と聞くと
「キャンディ(ワンコ)を迎えに行く準備してる」
というイメージが返ってきて…
ハゲのオッサンと背の高い女性は間違いなく私と嫁に関わりのある存在やなと思いましたが…いよいよか…と覚悟しましたよ。
C1に戻って昼から篠山方面へ行くつもりでしたがなぜか昼飯を食べに東条方面に向かいました。
これも後から思えばおかしな話で篠山に行くのにわざわざ反対方向へ昼飯食いに向かうなんてありえないんですが…
昼飯を食べ終わってお店を出たところで嫁から電話がありました。
いつ最期を迎えてもおかしくない状況だったので嫁と嫁のオカンは実家でワンコに付き添っていたのですがたまたまオカンが用事で外に出てる時にワンコの容態が急変して一人でどうしたらいいかわからないと泣いてました。
昼飯食った喫茶店から嫁の実家は15~20分くらいの所だったのですぐに嫁の実家へ行き、私が到着した30分後に私と嫁と嫁のオカンに見守られながらワンコは旅立ったのでした。
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いろんな偶然というか、強引にガイドに導かれた一週間でした。