まず、栄養療法をとにかくスタートさせるならば、
①マルチビタミン&ミネラル
②鉄
③ビタミンB群
④ビタミンC
⑤マルチアミノ酸
⑥DHA-EPA
⑦頭の働きにお悩みならばホスファチジルセリン
⑧強い不安があるならばグルタミン酸
ここから進めるのが良いと思います。
まず、さまざまな栄養素がストレスで消失している上、食生活が乱れがちな方が多いという想定のもと、栄養素のベースつくりとして、①マルチビタミン&ミネラル を取ってください。
これが基礎の土台となるものです。
そして、 ②の鉄ですが、 多くの場合、鉄は吸収しづらい栄養素で、不足すると うつ症状を引き起こします。
栄養療法では特に重要視される 栄養素の1つです。女性は特にかなり高い確立で鉄の欠乏しています。吸収しづらい栄養素なので、吸収しやすい形に加工されている鉄のサプリメントを摂取するのがマスト。
つぎに ③ビタミンB群 ④ビタミンC ですが、これが栄養療法クリニックで特に飲むのを 勧められます。
なぜなら、ストレスでもっとも消失しやすく、 また、不足がちだと精神の状態を乱すからです。さらに脳内物質の生成に欠かすことができません。
水溶性ビタミンなので、過剰摂取の危険性がありません。そのため極力大量摂取をすることが大事です。
⑤マルチアミノ酸 は、脳内物質の生成を促すために必須です。このアミノ酸だけは、空腹時に飲むようにしてください。
⑥DHA-EPA は、ストレスで破壊された脳細胞を再生させるために 重要です。 ほぼ間違いなく脳の活動は低下していたり、細胞が 死滅していたりするので、摂取してください。
⑦ホスファチジルセリン は、ストレスによってたくさん分泌されているコルチゾールを 抑制する栄養素です。コルチゾールが脳細胞を破壊してしまう原因ですので、抑えてあげることが重要です。
⑧のグルタミン酸は、精神安定につながる脳内物質GABAの前駆体です。脳内でGABAが生成されますので、強い不安を感じている方にお勧めです。
ざっくりと説明しましたが、この6種類を基本とし、
ここにほかの栄養素、たとえば、
・コエンザイエムQ10
・大豆レチシン
・カルニチン
・GABA
などを症状に応じて追加してあげると良いでしょう。
個別的なことに関してはぜひご相談ください
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